15日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比11.55ポイント(0.29%)安の3955.58ポイントで引けた。
主要経済統計の公表を通過したことで目先の材料出尽くし感が広がり、利益確定売りが優勢となった。4-6月の国内総生産(GDP)成長率が市場予想を下回り、固定資産投資や不動産開発投資の縮小も中国経済を巡る不透明感を意識させ、半導体関連株を中心に売りが広がった。一方で、小売売上高や鉱工業生産は市場予想を上回り、消費拡大策など景気重視の政策姿勢を背景に医薬品株などへ買いが入り、相場を一定程度下支えした。売り買いが交錯する展開となったものの、景気減速への警戒が上値を抑え、指数は軟調なまま取引を終えた。
セクター別では、半導体などハイテク関連で売りが目立ち、旭光電子(600353/SH)、華微電子(600360/SH)、江蘇長電科技(600584/SH)、福日電子(600203/SH)がいずれも10.0%安となった。また、非鉄金属関連でも廈門タングステン(600549/SH)が7.2%安、金堆城モリブデン(601958/SH)が6.2%安、豫光金鉛(600531/SH)が5.8%安、株洲冶煉(600961/SH)が4.6%安と軟調だった。
ほかに、石油関連もさえない。中石化石油工程技術服務(600871/SH)が4.1%安、中国石化上海石油化工(600688/SH)が3.1%安、中海油田服務(601808/SH)が1.1%安、海洋石油工程(600583/SH)が0.7%安となった。
半面、バイオ医薬が買われた。哈薬グループ(600664/SH)と人民同泰医薬(600829/SH)がともに10.0%高、津薬薬業(600488/SH)が7.9%高、健民薬業(600976/SH)と江蘇聯環薬業(600513/SH)がともに7.5%高となった。政策期待を背景に医薬株には上昇が目立った。
このほか、酒造関連も高い。金種子酒業(600199/SH)が10.0%高、杏花村フン酒(600809/SH)が7.0%高、今世縁酒業(603369/SH)が6.0%高、舎得酒業(600702/SH)が5.0%高、会稽山紹興酒(601579/SH)が4.9%高となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)高の273.73ポイント、深センB株指数が0.01ポイント(0.00%)安の1093.91ポイントで終了した。