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引き続き半導体株の底堅さを見極め

 17日の日本株市場は売り先行で始まった後は、引き続き半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスになりそうだ。16日の米国市場はNYダウが105ドル安、ナスダックは387ポイント安だった。6月の米小売売上高は予想と一致したほか、新規失業保険申請件数は予想を下回ったことで、米経済に対する底堅さが示されたとして景気敏感株への下支えになった。一方で台湾TSMCの決算は予想を上回ったものの、織り込み済みとの見方から半導体株が売られた。シカゴ日経225先物は大阪比800円安の66040円。円相場は1ドル=162円30銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた66930円を高値に下へのバイアスが強まり、終盤にかけて65730円まで下げ幅を広げている。ボリンジャーバンドの-2σ(66000円)を下回ってきたことで、いったんは自律反発が意識されるものの、同バンドを明確に下抜けてくるようだと、先物主導で下へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。

 米国では台湾TSMCの決算反応が半導体株への利食いを強める一因になったことで、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は4%あまり下落している。引き続きアドバンテストやキオクシアHD、東京エレクトロン、ソフトバンクGなど、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に利益確定の売りが入りやすく、日経平均株価の上値を抑えてきそうである。なお、韓国市場は休場となるため日中の荒い値動きはなさそうだが、米国ではSKハイニックスのADR(米国預託証券)は13%あまり下落している。

 そのため、値がさハイテク株の売り一巡後の底堅さを見極めることになるだろう。前日のキオクシアHDは支持線として意識される75日線に接近してきた。同線からのリバウンドをみせてくるようだと、半導体やAI関連株への買い戻しが入りやすいだろう。半面、同線を割り込んでくるようだと、下へのバイアスが強まる可能性はある。

 3連休を控えていることで、持ち高調整の売りが入りやすく、売り方の買い戻しの流れもあって全体としてはこう着感が強まりそうだが、先物主導で売り仕掛け的な動きが強まる展開には警戒しておきたい。ただ、日経平均株価はボリンジャーバンドの-2σ(66038円)が射程に入っており、いったんは自律反発狙いになりそうだ。

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