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米国株式市場見通し:AI関連株にはアルファベット決算が最注目イベントに

引き続き、AI関連株の動向が注目される。中国のAI新興企業ムーンショットAIが米国の最先端に肉薄するAIモデルを開発したと発表、目先は中国と米国のAI格差縮小が意識される状況となる。同モデルは利用料が安いのも特徴とされており、米国AI関連銘柄の大型投資やバリュエーションに対する警戒感が強まっていきそうだ。来週はハイパースケーラーの一社であるアルファベットが決算発表を予定、利益率、設備投資計画などに関心が高まろうが、マイナス材料により強く反応する可能性には注意したい。サムスン電子の暫定決算やTSMCの決算発表を受けた両社の株価反応からみて、テキサス・インスツルメンツ、インテルなど半導体関連株の決算発表もリスク要因となってこよう。

来週は経済指標の発表などが少なく、翌週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、FRB高官の発言が控えられるブラックアウト期間にも入る。中東情勢にも急速な改善が期待しにくく、本格化を迎える決算発表を受けた個別物色の流れが強まっていくことになろう。なかでも、非AI銘柄には資金シフトの流れも見込まれる中、決算期待はそれほど高まっていないと考えられるため、好決算銘柄は水準訂正余地が大きくなる可能性もあろう。22日にはIBMとサービスナウの決算発表が重なっており、SAAS銘柄の動向には要注目。

経済イベントでは22日から23日にかけて欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されている。6月会合で利上げを決定したばかりで、今回は政策金利の据え置きが想定されるが、足下では中東情勢が再度不安定化しているため、ラガルドECB総裁が9月追加利上げについての可能性などを示唆する公算はあろう。その際は米国長期金利への影響も想定される。

経済指標は、23日に新規失業保険申請件数、24日に6月新築住宅販売件数、7月S&Pグローバル製造業・サービス業PMIなどが発表される。

主な決算発表は、20日にザイオンズ・バンコープ、21日にゼネラル・モーターズ、3M、チャールズ・シュワブ、22日にCMEグループ、アルファベット、IBM、キンダー・モルガン、サービスナウ、AT&T、テスラ、テキサス・インスツルメンツ、フィリップ・モリス、23日にブラックストーン、フリーポート・マクマラン、ハネウェル、インテル、ニューモント、ユニオンパシフィック、ロッキード・マーチン、アメリカン航空、24日にアメリカン・エキスプレス、ネクステラ・エナジー、ベライゾンなどが予定されている。

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