[本日の想定レンジ]
20日のNYダウは307.16ドル安の51839.26ドル、ナスダック総合指数は12.17pt安の25508.07pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1050円高の65110円だった。本日は、前週末の急落の反動や米国市場で半導体関連株が買い戻されたことを映して買いが先行し、日経平均は反発して始まることが想定される。17日の東京市場は、米国市場で半導体関連株が売られた流れを背景に関連銘柄が大きく下落し、日経平均は急落した。ローソク足はマドを空けて大陰線を形成し、長い下ヒゲを伸ばし、一時75日移動平均線(63168円)を下回る場面があった。また、25日移動平均線(69131円)は下向きに転じ、短期的な下落局面入りを示唆した。20日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだった。米イランの対立激化に伴う原油価格の上昇を嫌気した売りが出た半面、前週に売られた半導体関連株が買い戻された。ナイトセッションの日経225先物は65000円台を回復して終了しており、3連休明けの東京市場は、前週に急落した反動から半導体・人工知能(AI)関連株中心に買い戻しの動きが強まることが想定される。イラン外務省報道官は20日の記者会見で、「仲介国を通じて提案が伝えられている」とし、米国との間接協議が続いていると説明した。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は20日、サウジアラビア関連船舶が紅海とアラビア海を往来するのを阻止すると発表するなど中東情勢の行方が注目されるなか、売り買いが交錯し、米原油先物相場は約1カ月ぶりの高値水準となる1バレル=83ドル台に上昇した。一方、株式市場では、原油価格の高止まりが相場の重しとなったものの、半導体関連株が買い戻された。機関投資家が取引の参考にしている日経225CFDは64800円程度で推移しているほか、前週末に急落した反動もあって、指数寄与度の高い値がさ株中心に買い先行で始まることが見込まれよう。しかし、週明けの韓国市場では、韓国総合株価指数(KOSPI)は4%超下落するなど、AIへの過剰投資を巡る不透明感は根強く、本日もKOSPIの値動きには注意が必要だろう。また、中東情勢の先行きも不透明なうえ、今週は22日にアルファベットやテキサス・インスツルメンツなど米国の半導体・AI関連企業の決算発表が予定されている。決算内容や設備投資動向などに投資家の関心が集まっており、朝方の買いが一巡したあとは、様子見姿勢が強まるかもしれない。上値めどは、心理的な節目の66000円や67000円、68000円、25日移動平均線(69131円)。下値のめどは、75日移動平均線(63168円)、6月11日の安値(62335円)、心理的な節目の61000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限66000円-下限64500円