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今日の為替市場ポイント:165円が意識される水準に近づくほどドルの上値は重くなりそう

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は163円01銭から163円18銭まで上昇し、163円15銭で引けた。トランプ米大統領が「もし、イランがホルムズ海峡で船舶を攻撃したら、テヘランも含め橋、発電所を攻撃する」としたため、戦争拡大懸念に原油価格や長期金利上昇に連れドル買いが優勢となった。円安是正介入懸念に円売りも限定的となった。

本日7月23日の米ドル・円は堅調地合いを維持しつつも上値の重さが意識されそうだ。中東情勢を巡る米国とイランの攻撃の応酬が続くなか、原油高を背景にした「有事のドル買い」と、日本のインフレ・財政悪化懸念による円売りが重なり、ドル高円安基調は継続しやすい。ただし、1986年以来の高値水準まで円安が進んだことで、片山財務相をはじめ日本の通貨当局による為替介入への警戒感は一段と強まっており、163円台後半から165円が意識される水準に近づくほどドルの上値は重くなりそうだ。また、日銀が想定より早いペースでの利上げに柔軟な姿勢との報道も観測されており、金利差縮小観測が浮上すれば円売り一巡のきっかけとなる可能性がある。本日はECB定例理事会も予定されており、ユーロ・円やユーロ・ドルの変動を通じてクロス円全般のボラティリティが高まりやすい点にも注意したい。

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