[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;62734.68;+369.76
TOPIX;3976.44;+12.85
[寄り付き概況]
29日の日経平均は369.76円高の62734.68円と反発して取引を開始した。前日28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は537.24ドル高の52747.32ドル、ナスダックは55.17ポイント安の24876.91で取引を終了した。格付け会社フィッチが第3四半期の世界リスク見通しを巡り人工知能(AI)大規模投資が主要信用リスクになり得ると警告しハイテクの売り圧力となった。ダウは一部企業決算を好感し、続伸。ナスダックは終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちだったが、ダウ平均が1.03%高で3日続伸となったことが東京市場の株価支援要因となった。また、海外市場で原油先物価格が下落し、米長期金利が低下するなど、外部環境が落ち着いた動きだったことも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均が昨日2500円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。加えて、国内主要企業の4-6月期決算発表が増えており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅ながら5日続落となり、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.49%下落したことが、東京市場で人工知能(AI)関連株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日本時間の明日未明に、米国で連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、アイ・グリッド・ソリューションズが東証グロースに、ビーエイブルが東証スタンダードにそれぞれ上場した。
セクター別では、輸送用機器、サービス業、ゴム製品、繊維製品、建設業などが値上がり率上位、非鉄金属、銀行業、パルプ・紙、空運業、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キーエンス、キオクシアHD、アドバンテスト、JX金属、レゾナック、トヨタ、ホンダ、イビデン、ファナック、ブリヂストン、レーザーテック、日立、コマツ、ファーストリテ、任天堂などが上昇。他方、スクリーンHD、KOKUSAI、東エレク、りそなHD、みずほ、村田製、ゆうちょ銀行、ルネサス、三菱重、サンリオ、日本製鉄、三菱電、イオン、住友電工、三井住友などが下落している。