29日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり143銘柄、値下がり80銘柄、変わらず2銘柄となった。
前日28日の米国株式市場はまちまち。格付け会社フィッチが第3四半期の世界リスク見通しを巡り人工知能(AI)大規模投資が主要信用リスクになり得ると警告しハイテクの売り圧力となった。ダウは一部企業決算を好感し、続伸。ナスダックは終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。寄り付き後は、前日の急落に対する自律反発を狙った買いが先行したものの、フィッチがAI大規模投資を主要信用リスクになり得ると警告したことが重荷となり、指数寄与度の大きい半導体・AI関連株への売りが再燃。日経平均は前場中ごろにマイナス圏に転落し、前引けにかけて下げ幅を拡大した。後場に入っても下げ幅を広げる動きは継続、トヨタ自など自動車株や内需系は堅調だったものの指数を支えきれず、61500円を下回って推移した。今晩は米国で連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えており、金融政策の方向性を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられた可能性もある。
大引けの日経平均は前営業日比930.73円安の61434.19円となった。東証プライム市場の売買高36億844万株、売買代金は13兆1999億円だった。業種別では、輸送用機器、ゴム製品、サービス業などが上昇した一方で、非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は67%、対して値下がり銘柄は31%となっている。
値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約595円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、キオクシアHD、イビデン、TDK、アドバンテスト、村田製などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはコナミGとなり1銘柄で日経平均を約85円押し上げた。同2位はリクルートHDとなり、KDDI、ファーストリテ、トヨタ、テルモ、ソニーGなどがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 61434.19(-930.73)
値上がり銘柄数 143(寄与度+842.50)
値下がり銘柄数 80(寄与度-1773.23)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
コナミG 22705 2565 85.98
リクルートHD 13100 505 50.79
KDDI 3108 115 46.26
ファーストリテ 80400 450 36.20
トヨタ自動車 3224 216 36.20
テルモ 2382.5 93.5 25.07
ソニーG 3809 147 24.64
バンナムHD 4747 225 22.63
キーエンス 77590 6640 22.26
日東電工 3549 103 17.26
小松製作所 7265 515 17.26
デンソー 2208 128.5 17.23
塩野義製薬 3070 167.5 16.84
セコム 7172 248 16.63
ブリヂストン 4120 242 16.22
ホンダ 1688.5 76.5 15.39
ファナック 6463 90 15.08
キッコーマン 1748 76 12.74
豊田通商 6577 112 11.26
富士フイルム 3866 111 11.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 50000 -5920 -595.35
ソフトバンクG 4741 -354 -284.80
キオクシアHD 38380 -6170 -144.78
イビデン 13470 -1385 -92.86
TDK 2746 -181.5 -91.26
アドバンテ 25200 -310 -74.82
村田製作所 6231 -922 -74.18
SCREEN 11730 -2445 -65.57
フジクラ 3760 -313 -62.95
太陽誘電 9005 -1270 -42.57
レーザーテック 34330 -3110 -41.70
信越化 5690 -182 -30.51
ディスコ 51320 -3580 -24.00
住友電気工業 2072 -115.5 -15.49
NGK 5180 -358 -12.00
ルネサスエレクトロニ 3170 -292 -9.79
荏原製作所 4871 -280 -9.39
古河電気工業 2772.5 -235.5 -7.89
三井金属鉱業 25665 -2345 -7.86
ローム 3925 -192 -6.44