31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続伸、米ハイテク株高受け一時65000円を回復
・ドル・円はは堅調、前日の急落から値を戻す
・値上がり寄与トップはアドバンテ、同2位がソフトバンクG
■日経平均は大幅続伸、米ハイテク株高受け一時65000円を回復
日経平均は大幅続伸。2704.82円高の64572.25円(出来高概算14億2540万株)で前場の取引を終えている。
前日30日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は613.92ドル高の52208.06ドル、ナスダックは679.24ポイント高の25122.18で取引を終了した。PCEコア価格指数や4-6月期の成長ぺース鈍化で早期利上げへの警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。ITのマイクロソフトの好決算を好感した買いや金利の鎮静化を好感した買いに、ナスダック中心に買戻しが目立ち、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大した。
米株式市場の動向を横目に、31日の日経平均は89.67円高の61957.10円と続伸して取引を開始した。寄り付き後は、マイクロソフトの好決算や米早期利上げ警戒の後退を背景としたナスダックの大幅高を受け、指数寄与度の大きい半導体・AI関連株に買いが広がった。好決算銘柄の急伸も相場全体を刺激し、日経平均は時間の経過とともに急速に上げ幅を拡大。前場中盤には一時65000円台に回復した。
個別では、アドバンテ、ソフトバンクG、東エレク、イビデン、キオクシアHD、TDK、フジクラ、村田製、ファナック、レーザーテク、太陽誘電、ディスコ、京セラ、住友電、パナHDなどの銘柄が上昇。
一方、KDDI、リクルートHD、コナミG、野村総合研究所、テルモ、デンソー、日東電、中外薬、バンナムHD、ソニーG、セコム、大塚HD、任天堂、キッコマン、エムスリーなどの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、電気機器、ガラス・土石製品などが上昇した一方で、医薬品、陸運業、その他製品などが下落した。
後場の日経平均株価は、64000円台での堅調な推移が続くかが焦点となろう。マイクロソフトの好決算や米早期利上げ警戒の後退を受け、半導体・AI関連株には買い戻しの勢いが続いており、寄与度上位銘柄の上昇が指数を大きく押し上げる構図となっている。引き続き決算発表が本格化するなか、好業績銘柄への資金流入が相場全体の支えとして意識されよう。一方、前日まで買われていた医薬品や内需・ディフェンシブ系には利益確定の売りが出ており、物色の偏りには注意が必要となる。今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されている。週末要因に加え、急ピッチの上昇に対する高値警戒感から戻り待ちの売りも出やすく、今晩の米国市場の動向を見極めたいとの思惑が上値を抑える場面も想定される。
■ドル・円は堅調、前日の急落から値を戻す
31日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いで底堅く推移し、159円38銭から160円74銭まで値を上げた。前日は為替介入とみられる動きやレートチェック報道が意識され、急激な円買いに振れた。本日は値を戻す展開となり、主要通貨は対円で上昇基調
を強めた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は159円38銭から160円74銭、ユ-ロ・円は183円78銭から185円09銭、ユ-ロ・ドルは1.1510ドルから1.1531ドル。
■後場のチェック銘柄
・MAXIS 日経半導体株上場投信やSUMCOなど、18銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテ、同2位がソフトバンクG
■経済指標・要人発言
【要人発言】
【経済指標】
<国内>
・15:30 植田日銀総裁が会見
・日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表 予想1.00% 前
回1.00%
<海外>
特になし