ビーアンドピーは3日、新和(本社:埼玉県戸田市)の全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。取得価額は関連費用を含め概算2.57億円。株式譲渡実行日は2026年8月3日で、新和は同社の100%子会社となる。
新和は、埼玉県において各種什器や販促ツールの制作を行っており、両面同時合紙ができる機械を保有する数少ない企業で、合紙・抜き加工を中心とした高度な技術力と、高品質かつ短納期で量産可能な生産能力を有している。また、新和社の得意先は広告代理店やメーカーで、顧客ターゲット層が同社と同じであること、さらに同社は首都圏エリアにおける営業・生産体制の強化を進めており、新和が営業・生産拠点を有する埼玉エリアはその戦略上重要な地域であることから、東京都内の同社の営業拠点と埼玉の新和の営業拠点が連携することで、首都圏エリアにおけるシェア拡大が期待できる。
ビーアンドピーは今回の子会社化により、グループ会社であるイデイの企画・デザイン力、同社の印刷・販促物制作、新和の販促什器・店頭ディスプレイ製造を組み合わせることで、企画から制作、量産までを一貫して提供できる体制を構築する。これにより、グループ全体の提案力を高めるとともに、より幅広い販促ソリューションの提供を通じて受注機会の拡大を目指す。
同社では、今回のグループ化を通じて各社の強みを融合し、グループシナジーの創出を進める方針であり、本格的なシナジー効果については次期中期経営計画期間(2027年10月期以降)を見据えて取り組んでいくとしている。