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城南進研 Research Memo(5):映像授業部門やデジタル教材・ソリューション部門が伸長(2)

■城南進学研究社の業績動向

(5) グループ会社
a) 幼少教育関連
幼少教育関連のうち、「星のおうち」「あっとほーむママ」「城南ルミナ保育園」など認可保育園8園(千葉県6園、東京都1園、神奈川県1園)と児童発達支援教室「フォレストキッズ」1教室(神奈川県)を運営する城南ナーサリーの売上高は、前期比7.0%増の461百万円と増収基調が続いた。運営園数に変わりはなかったものの、2025年4月の移転リニューアルで定員数を増やした保育園(星のおうち大崎)で受入園児数が増加するなどすべての保育園で定員充足率が高水準で推移したことや、前期に一時的に休止していた「フォレストキッズ」も通年稼働したことが増収要因となった。児童発達支援教室は専門資格を持ったスタッフが児童の特性に合わせて個別支援計画を作成し、療育(治療と保育・教育)サービスを提供する教室である。利用料金は障がい福祉サービスの1つとして提供するため、国の補助金で大半が賄われる(3〜5歳児は無償)。

一方、神奈川県内でネイティブ英語環境下での学童保育施設「城南Kids After School」を4校運営している城南KIDSの売上高は、前期比3.4%減の138百万円と減収基調が続いた。少子化で生徒獲得競争が激化するなか、2024年12月に1校舎を近隣校舎に統合した影響で生徒数が減少し減収要因となった。

b) 英語教育関連
英語教育関連のうち、留学試験対策専門校を1校運営するリンゴ・エル・エル・シーの売上高は前期比31.9%減の35百万円となった。円安の継続等で留学需要が低迷し、生徒数の減少が続いた。市場環境の変化や経営者が高齢化したこともあり、2026年1月末で校舎を閉校し解散を決定している。

企業向けビジネス英語研修及び英会話スクールを運営するアイベックの売上高は、前期比39.2%減の65百万円となった。受注は堅調に推移したものの、顧客先でビジネス英語研修や英会話スクールの利用者数が少なく減収要因となった。

c) スポーツ関連・その他
スポーツ関連では、スイミングクラブなどの運営を行う久ケ原スポーツクラブの売上高が前期比1.4%減の368百万円となった。会員制スポーツジム「マイスポーツ」が堅調に推移したものの、スイミングクラブの在籍者数が若干減少したことに加え、お稽古クラブである「スキッパーズ」の受講者数が減少したことも減収要因となった。

イオマガジンの売上高は前期比6.8%減の83百万円となった。同子会社は「デキタス」のシステム開発やコンテンツ開発などを担っているほか、大企業や大学などで利用されているオンライン学習管理システム「Moodle(ムードル)※」の国内における正式パートナーとして導入支援・サポートを行っており、2026年3月期はこれらの売上が減少した。

※ 「Moodle」はオープンソースのeラーニングプラットフォームで、世界240ヶ国以上、約4億人が利用しており、日本でも大企業や多くの大学などで利用されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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