7日の日本株市場は、米株安の流れから利食い優勢のなかで、押し目狙いの買いに向かわせそうだ。6日の米国市場はNYダウが464ドル安、ナスダックは15ポイント安だった。ホルムズ海峡の開放に向けたイランとオマーンの合意案によると、米国とイスラエルの船舶の航行を認めない内容が含まれており、合意が見通せないとして原油先物価格が上昇したことが重荷になった。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長はインフレ高が進むなら利上げの用意があると報じられたことも売りに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比70円高の65620円。円相場は1ドル=158円40銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで64940円まで売られて75日線を割り込む場面もみられたが、その後66370円まで上昇して一時25日線を上回っていた。両線を挟んでの推移が続くとみられ、前日に下げの目立ったキオクシアHDや東京エレクトロンなど指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
また、昨夕決算を発表したソフトバンクGはADR(米預託証券)で1%あまり下落しているが、日中で4%を超える下げだったこともあり、アク抜けの動きをみせてくるかが注目されそうだ。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は小幅に上昇したほか、時間外取引でマイクロチップ・テクノロジーが急伸している。半導体株の底堅さがみられるようだと、先物主導でリバウンドを強めてくる可能性はあるだろう。
そのほか、決算を手掛かりとした個別物色は活発であり、昨夕発表したところでは三菱UFJ、任天堂、野村、オリックス、ニコン、コスモエネHD、JX金属、三菱マ、レゾナック、NOK、浜松ホトニクなどの動向が注目されそうだ。