リソルホールディングスは6日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%増の79.37億円、営業利益が同19.7%減の7.41億円、経常利益が同22.5%減の6.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同21.3%減の6.36億円となった。
ホテル運営事業では、堅調なインバウンド需要に対して、各ホテルでアジア・欧米など地域特性に応じたプロモーション施策を展開した。あわせて、ホテル館内での日本文化体験イベントや、専任スタッフ「サービスコーディネーター」による周辺情報の案内など、付加価値サービスの品質向上に取り組んだ。これにより、国内宿泊者も含めた延べ宿泊数は堅調に推移した。また、滞在型貸別荘事業を展開する“リソルステイ”においては、中長期滞在、シニア、インバウンドに向けた商品ラインアップの拡充を進めた。
ゴルフ運営事業では、コース・クラブハウスの上質化やホスピタリティの強化など、プレー環境の改善に向けた施策を継続したことで運営は順調に推移した。一方で、長引く梅雨など天候要因の影響を受け、業績は前年並
みにとどまった。また、酷暑対策としてクーラーカートの導入を進めたことなどから、夏季に向けた予約が好
調に推移した。
リソルの森事業では、ゴルフ部門(真名カントリークラブ)において、コースメンテナンスの向上やクラブハウス内施設の更新など上質なサービスの提供に継続的に取り組んだ。リゾート部門では、愛犬同伴型高級ヴィラエリア「Dear Wan Spa Garden」が、引き続き高単価を維持しながら、稼働は順調に推移した。また、近年需要が高まっている企業研修や合宿が好調に推移した。
ウェルビーイング事業では、業界最大級のメニュー数及び競合他社と差別化したプラン「精算プラン」「カフェテリアプラン(プラスユアチョイス)」「従量制プラン」を強みに、新規顧客の獲得に注力した。また、企業へ専属的に寄り添う「ハウスエージェント」、パートナー連携のための「OEM戦略」など、新たなビジネスモデルの取り組み強化を図った。同時に既存会員の利用促進のため、魅力的なサービスメニューの開発と利便性向上に努めたことで送客手数料が増加し、業績は好調に推移した。
再生エネルギー事業では、売電事業および自家消費型事業を中心に展開した。売電事業は、リソルの森の施設内において1.5MWの太陽光発電設備を運営した。また、自家消費型事業については、同社グループのゴルフ場において新たなソーラーカーポートの建設の検討を進めた。
投資再生事業では、新規運営施設の開拓・仕入れの検討を進めるとともに、ゴルフ場にヴィラを建設するリゾート型再生など、保有資産の価値向上と新規事業の構築に取り組んだ。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の310.00億円、営業利益が同2.9%増の34.00億円、経常利益が同2.5%増の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.0%減の19.50億円とする期初計画を据え置いている。