■NY株式:米国株式市場は反発、早期利上げ警戒感が後退
米国株式市場は反発。ダウ平均は151.83ドル高の54036.93ドル、ナスダックは342.27ポイント高の26690.62で取引を終了した。
雇用統計で予想外の減速が示され、寄り付き後、まちまち。労働市場や成長鈍化を警戒した売りにダウの上値が抑制されたが、早期利上げへの警戒感が後退し金利の低下で、ナスダックは終日堅調に推移した。終盤にかけ、相場は上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理開発が下落した。
太陽電池モジュール製造会社のファースト・ソーラー(FSLR)はトランプ大統領が太陽電池モジュールなどの輸入に対し5%課税する措置を指示し、競争緩和期待に上昇。スポーツ賭けオペレーターのドラフトキング(DKNG)は最高経営責任者(CEO)が決算説明会で、ワールドカップ後の年後半もビジネスの勢いがさらに強まると自信を表明し、買われた。化粧品小売りチェーンのアルタ・ビューティ(ULTA)は韓国化粧品の売り上げが強く、収益増期待に買われた。
エナジードリンク販売のセルシウス・ホールディングス(CELH)は同業ロックスター・エナジー創業者が同社株の4.7%を取得、経営陣の交代を要請しているとインタビューでこたえ、上昇。サラダレストランチェーンのスウィートグリーン(SG)はクリプトスポリジウム症の発生による顧客離れが響き第2四半期の損失が拡大、通期の見通しを下方修正し売られた。
トランプ政権は、電池や重要鉱物を生産する企業に対し、20億ドル超の資金を提供することで合意したと報じられた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米7月雇用統計で予想外に雇用が減少
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円39銭から156円68銭まで下落し、157円78銭で引けた。
米7月雇用統計で予想外に雇用が減少したため過剰な利上げ観測が後退し、長期金利の低下に伴うドル売りに拍車がかかった。NY連銀のインフレ期待率の低下もドル売り圧力となった。
ユーロ・ドルは1.1527ドルから1.1581ドルまで上昇し、1.1558ドルで引けた。
ユーロ・円は182円68銭から181円33銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3444ドルから1.3509ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8110フランから0.8057フランまで下落した。
■NY原油:反落、OPECプラスの増産合意とホルムズ海峡緊張緩和期待で売り優勢
8月7日のNY原油先物9月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限(OIL)は、前営業日比-0.34ドル(-0.44%)の76.95ドルで通常取引を終了した。取引レンジ(通常取引ベース)は76.56-78.75ドル。OPECプラスが9月の増産目標引き上げで合意したことが上値を抑えた。加えて、イランとオマーンがホルムズ海峡の代替航路を巡り合意に近づいているとの報道を受け、供給懸念がやや後退したことも売り材料となった。地政学リスクプレミアムの後退を意識した利益確定売りも重しとなった。通常取引終了後の時間外では77ドル前後の水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 63.17ドル +0.17ドル(+0.26%)
モルガン・スタンレー(MS) 216.33ドル +2.58ドル(+1.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)1039.61ドル +7.03ドル(+0.68%)
インテル(INTC) 101.65ドル +1.84ドル(+1.84%)
アップル(AAPL) 313.33ドル +0.92ドル(+0.29%)
アルファベット(GOOG) 353.47ドル -3.15ドル(-0.88%)
メタ(META) 592.10ドル +2.20ドル(+0.37%)
キャタピラー(CAT) 842.19ドル -14.77ドル(-1.72%)
アルコア(AA) 50.17ドル +2.69ドル(+5.66%)
ウォルマート(WMT) 111.85ドル -0.22ドル(-0.19%)