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半導体やAI関連株の再動意を見極め

 10日の日本株市場は、米株高の流れから買い優勢になりそうだが、祝日を前に積極的な売買は手控えられよう。7日の米国市場はNYダウが151ドル高、ナスダックは342ポイント高だった。7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想に反して減少となったことで、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が後退し、米長期金利が低下したことが好感された。シカゴ日経225先物は大阪比655円高の66315円。円相場は1ドル=157円80銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで65690円まで上げ幅を縮めたものの、米国市場の取引開始後には66720円まで買われる場面もみられた。上値を抑えられていた25日線を上抜けてきたことで、買い優勢の展開が意識されそうである。前週の日経平均株価は25日線に上値を抑えられつつ、下値は75日線を挟んでの底堅さがみられていた。25日線を明確に上抜けてくることで、もう一段のリバウンドが意識されやすく、押し目待ち狙いの買いも膨らみやすい。

 祝日を前に積極的な売買は手控えられると考えられるが、主要企業の決算は概ね一巡してきた。決算を受けて過剰な反応をみせていた銘柄には、見直しの動きなどが意識されてくる可能性はありそうだ。なお、7日夕に決算を発表したところでは、リクルートHD、ゆうちょ銀行、日本郵政、三菱地所、INPEX、NXHD、テルモ、SGHD、オリンパス、日揮HD、日産化、三井金属などが注目される。

 その他、前週後半にかけてはキオクシアHDなど指数インパクトの大きい半導体やAI関連株は、リバウンド一服となっていた。ただ、7日の米国ではフィラデルフィア半導体(SOX)指数は2.5%超の上昇だったこともあり、再動意をみせてくるとみられ、東京エレクトロンやアドバンテスト、ソフトバンクGなどが日経平均株価を牽引する可能性もありそうだ。

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