三陽商会は6日、2026年7月の月次概況を発表した。
2026年7月のアパレル市況は、円安を背景としたインバウンド需要の拡大によりラグジュアリーをはじめとする高額商品の販売が好調に推移した。また、全国的な猛暑により盛夏商材の動きも堅調となった。一方で、クリアランス商戦は盛り上がりを欠き、一般アパレル市場ではセール販売が低調となった。
同社においては、洋品を中心とした盛夏商材の品揃え強化により、プロパー販売は好調に推移した。一方で、値引対象品番の縮小や値引率の抑制によりセール販売が前年を下回り、全体売上を押し下げた。販路別では、全販路でプロパー販売が前年を上回ったものの、セール売上の減少を補うまでには至らなかった。
この結果、全社の店頭販売額は前年比92%となり、前年を下回った。販路別では、百貨店が92%、直営店が92%、アウトレットが98%、EC・通販が85%となった。リアル店舗ではアウトレットが相対的に堅調に推移した一方、EC・通販は前年を下回り、販路ごとに明暗が分かれる結果となった。
ブランド別では、「MACKINTOSH LONDON」が91%、「MACKINTOSH PHILOSOPHY」が96%、「Paul Stuart」が98%、「EPOCA」が88%、婦人服が90%と主力ブランドは前年を下回った。一方、「LOVELESS」は108%と伸長し、「コーポレート」は101%と前年を上回り堅調に推移した。