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米ハイテク株高を映して買いが優勢となり一時67000円台回復【クロージング】

10日の日経平均は3営業日ぶりに大幅反発。1363.51円高の66970.22円(出来高概算25億4000万株)で取引を終えた。前週末の米ハイテク株高を映して半導体・AI関連株中心に買われたほか、市場予想を上回る好調な決算を発表したリクルートHDがストップ高まで買い進まれたことも日経平均を押し上げ、前場には67006.84円まで上値を伸ばし、取引時間中としては、7月23日以来約2週間ぶりに心理的な節目の67000円台を回復した。戻り待ちの売りなどで上げ幅を縮める場面もあったものの、好決算銘柄への物色も旺盛で、その後は66900円前後と日中の高値圏でのもみ合いが続いた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、サービス、精密機器、非鉄金属、鉱業など18業種が上昇。一方、石油石炭、保険、不動産、銀行など15業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス、リクルートHD、東エレク、フジクラが買われ、この4銘柄で日経平均を約1107円押し上げた半面、KDDI、ソフトバンクG、ファーストリテ、セコムが冴えなかった。

前週末の米国市場では、主要株価指数が揃って上昇した。市場予想を下回る7月の雇用統計を受け、米国の利上げ観測が後退したことから、テック株などを中心に買われ、SOX指数は2.5%を超える上昇を演じた。この流れを受け、東京市場でも半導体・AI関連株に値を上げる銘柄が増えた。短期筋などによる先物買いも入り、日経平均の上げ幅は一時1400円を超える場面があった。個別では、業績予想を上方修正したセイコーGやノリタケ、ゼンショーHDなどにも買いが入った一方、市場予想を下回る決算を発表した三井金属やハーモニックなどは急落した。

国内主要企業の決算発表はほぼ終わり、市場では企業業績は概ね好調な結果だったとの受け止めが大半だ。物色対象もこれまで半導体・AI関連株への集中物色が続いてきたが、決算をきっかけに他の出遅れ株や好業績株にも投資家の関心が向かっているため、「地合いは良好」と考えている投資家も多いもよう。ただ、あすは祝日で休場なうえ、休み明けの12日には米国で消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。再びインフレ圧力が高まる状況となるのか確認したいところだ。

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