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今日の為替市場ポイント:163円に近づくほどドルに対する下押し圧力がかかりやすい

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円36銭へ強含んだのち、159円17銭まで弱含み、引けた。原油価格の高止まりでドル買いが優勢となったが、米週ベースのADP雇用統計が半年ぶり低水準となったほか、米7月中古住宅販売件数の減少に加え、パキスタン国防相がホルムズ海峡を巡る交渉で米イランが合意に近づいたとの発言で、伸び悩んだ。

本日8月12日の米ドル・円は伸び悩みか。中東情勢の不透明感や原油高を背景とした米長期金利の高止まりが意識され、ドル高円安の流れは継続する可能性がある。ただ、1ドル=160円に接近するほど為替介入が警戒され、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念による円売りも観測され、米ドル安円高に振れる展開は想定しにくいが、日本の防衛ラインとみられる163円台後半~165円が意識されると、政府・日銀による追加の円買い介入への警戒が高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。なお、本日21時30分には7月米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、結果次第では相場が大きく動く可能性がある。

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