PBシステムズは8月7日の大引け後、2026年9月期の第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比3.3%増の1,795百万円、営業利益は前年同期の約11.2倍となる95百万円、経常利益は同約12.4倍の102百万円、四半期純利益は同約31.6倍の68百万円で着地した。
セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業の売上高は前年同期比1.6%減の1,668百万円、セグメント利益は前年同期の約2.8倍の87百万円と微減収ながら大幅な増益となった。売上高は、仮想化基盤関連のライセンス販売及び実装売上の増加により前年同四半期を上回ったが、第2四半期までの減収を補うには至らず、累計では前年同期をやや下回る着地となった。一方、収益性の高い実装案件の比重が高まったことにより、営業利益率は前年同期を上回る水準となった。
エモーショナルシステム事業については、売上高が前年同期比194.1%増の126百万円、セグメント損益は8百万円の黒字(前年同期は21百万円の赤字)と大幅な増収、黒字転換となった。売上高は、XR(Extended Reality)技術を活用したアミューズメント分野での案件が中心となり大きく伸びた。前期に受注した大型施設リニューアル案件の開発の進捗に応じた売上に、関連機器の納入による売上が加わったことによるものである。損益面でも、制作工程の効率化により当初想定を上回る利益率を確保できたことが利益を押し上げる要因となった(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。
なお、2026年9月期の業績予想については、売上高が前期比13.9%増の3,000百万円、営業利益が同96.3%増の245百万円、経常利益が同97.8%増の251百万円、当期純利益が同93.0%増の165百万円の計画を据え置いている。ただし、期末配当予想については従来の10円00銭~12円50銭というレンジ開示の上限である、12円50銭に修正している(※年間配当は前期比2円50銭増の22円50銭予定)。