13日の日本株市場は、米国市場の流れから半導体やAI関連株主導の相場展開が見込まれる。12日の米国市場はNYダウが21ドル安、ナスダックは143ポイント高だった。7月の米消費者物価指数(CPI)は予想と一致したことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退したことで買いが先行した。ただし、マイクロソフトなど大型ハイテクの一角が売られたことがNYダウの重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比850円高の68510円。円相場は1ドル=159円30銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで米国市場の取引開始後に68930円まで上げ幅を広げる場面もみられ、日中比890円高の68550円で終えていた。ボリンジャーバンドの+1σを上抜けてきており、+2σが位置する69850円が意識されてきそうだ。そのため、日経平均株価においても+1σ(67772円)突破から+2σ(69774円)を射程に入れたトレンド形成に向かわせよう。
また、米国ではマイクロソフトやセールスフォース、アマゾン・ドット・コムの下げが重荷になっていたが、一方でエヌビディアやマイクロンテクノロジーなど半導体やAI関連株の一角が買われていた。この流れを引き継ぐ格好から前日に強い値動きをみせていた指数インパクトの大きい東京エレクトロンやアドバンテスト、フジクラ、キオクシアHDなどへの物色が続きそうであり、日経平均株価を押し上げる形になりそうだ。
また、8月限のオプションSQを控えているため、先物市場では積極的にポジションを傾けてくる動きは限られそうだが、レンジを切り上げてくることでヘッジ対応の買いが入りやすく、上へのバイアスが強まる可能性は意識しておきたいところである。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、マイクロニクス、オプテクスG、ソラコム、THECOO、TOPPAN、サトー、クレセゾン、アイドマMC、SIGG、ケーユーHD、東京海上などが個別に注目されそうだ。