クエストは13日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の47.11億円、営業利益が同3.4%減の2.12億円、経常利益が同4.7%減の2.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.4%減の1.41億円となった。
同社は中長期ビジョン「Quest Vision2030」の実現に向け、基盤の強化と着実な成長を念頭に活動を展開した。当第1四半期においては、事業ブランドとして「Unite」を新たに立ち上げ、その中核ソリューションである「AI Studio」の提供とセキュリティ分野におけるサービスラインアップの拡充を進め、ソリューションサービスの強化を推し進めている。また、Quest Vision2030の目標を確実に達成すべく、これまで取り組んできているタスクフォース活動を発展させ、次期中期経営計画も視野に入れた具体的な施策の検討を進めている。
当第1四半期において、売上高は増収となった。これは重点強化領域の製造分野顧客におけるIT運用保守領域のアウトソーシングビジネスの拡大、社会課題解決領域の公共・社会分野顧客における新規案件受注の拡大などによるものとしている。利益面においては減益となった。従業員の処遇改善や採用強化により費用が増加したことに加え、収益性向上施策の成果を得るのに想定より時間を要していることから、前年同期を下回る結果となった。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の183.00億円、営業利益が同15.4%増の12.60億円、経常利益が同11.5%増の12.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.9%増の8.56億円とする期初計画を据え置いている。