[本日の想定レンジ]
14日のNYダウは107.58ドル安の53732.41ドル、ナスダック総合指数は73.87pt安の26729.16pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円高の668715円だった。本日は、連騰警戒感や前週末の米ハイテク株安を映して利益確定売りが先行して始まることが想定される。14日の東京市場は、好調だった米ハイテク株高を映して半導体・人工知能(AI)関連株中心に買われ、日経平均は4営業日続伸した。ローソク足は、上ヒゲの長い小陰線を形成。目先的には下押す動きも想定されるものの、ザラバ高値・安値は13日の水準を上回るなど、7月29日安値(60448円)を起点とした上昇基調の継続が予想されるだろう。14日の米国市場では、7月の米小売売上高が前月比0.6%減と市場予想(0.1%増)を下回り、個人消費の弱さが嫌気され、主要株価指数は揃って下落した。また、ホルムズ海峡を巡り、米国とイランの双方が「自らの管理下にある」と主張するなど、航行再開には時間がっかるとの見方から原油価格が上昇したことも投資マインドを萎縮させる要因になったようだ。ナイトセッションの日経225先物は小幅に上昇したものの、日経平均は前日までの4営業日で3100円超上伸しており、一本調子の上昇に対する警戒感もあり、本日の東京市場は戻り待ちの売りが増える場面もありそうだ。ただ、7月下旬までの調整でAI関連株売りは一巡したとみられ、好業績を改めて見直す動きが出ており、押し目買い意欲は強いとみられる。また、夜間取引ではキオクシアHDやフジクラなどAI関連株の一角がしっかりしていたほか、機関投資家が参考にしている日経225CFDは68800円台と値を上げておりため、指数寄与度の大きいテック株には引き続き投資資金が向かうかもしれない。一方、来週は26日の取引終了後に米画像半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されているほか、今後の米国の金融政策の方向性が示されることが多いジャクソンホール会合が27日から始まるため、今週は重要イベント前に様子見姿勢が強まることも想定される。このため、韓国総合株価指数(KOSPI)や時間外取引の米国株価指数先物の動きに連動して値動きが荒くなるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の69000円や70000円、7月1日高値の71962円、心理的な節目の72000円。下値のめどは、心理的な節目の68000円や67000円、8月5日高値の66302円、25日移動平均線の65847円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限69000円-下限68000円