17日の日本株市場は、米国市場の流れから利食い先行の相場展開が見込まれるなかで、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。14日の米国市場はNYダウが107ドル安、ナスダックは73ポイント安だった。7月の米小売売上高や8月の米ミシガン大消費者態度指数など、予想を下回る経済指標が相次いだことで、消費や経済成長の減速懸念が浮上。原油先物価格の上昇なども重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比25円高の68715円。円相場は1ドル=159円20銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで69010円まで買われた後は68470円まで売られたが、引けにかけて切り返しており、日中比30円高の68720円で終えた。ボリンジャーバンドの+1σ(68030円)と+2σ(70130円)とのレンジ内での推移が意識されそうだ。
また、米国では決算内容は予想を上回ったものの、アプライドマテリアルズが売りに押されており、ブロードコムなど他の半導体株に売りが広がっていた。そのため、この流れを引き継ぐ格好から本日も指数インパクトの大きい東京エレクトロンやアドバンテスト、キオクシアHDなどの動向をにらみながらの相場展開になりそうだ。利食いが意識されるなかで底堅さが目立ってくるようだと、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。
また、前週の日経平均株価は一時69608円まで上昇する場面もみられ、7万円が射程に入ってきた。目先的にはSQ値となる69702円辺りが心理的な抵抗として意識されそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲の強さは意識されよう。決算発表はピークを通過したことで、今後は改めて業績面を手掛かりとした物色が強まる可能性はありそうだ。なお、14日の取引終了後に決算を発表したところでは、SOMPO、MS&AD、シチズン、キーパー技研、データセク、IBJ、アイコム、ACSLなどが注目される。