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中西製作所—26年3月期は増収・2ケタ増益で売上高は過去最高、期末配当の大幅な増配も発表

中西製作所は5月8日、2026年3月期決算を発表した。売上高が前期比2.7%増の410.08億円、営業利益が同15.9%増の30.49億円、経常利益が同13.6%増の31.69億円、当期純利益が同22.3%増の22.10億円となり、売上高は過去最高を更新した。
同社は総合厨房機器メーカーとして、食中毒や異物混入問題といった「食の安全・安心」という基本的課題に真摯に向き合い、労働人口減少社会にも対応できる自動化・省力化を突き詰めた製品の開発や、多様な顧客ニーズに対応した厨房機器・厨房システムの提案に取り組んできた。当期は学校関連及び外食関連の受注が好調に推移し、増収を確保した。利益面では、物価高騰の影響を受けつつも生産効率の改善が奏功し、売上総利益率が向上した。持続的な成長基盤の構築に向けた人的資本への先行投資を戦略的に強化したことから販売費及び一般管理費は前年を上回ったものの、各段階利益はいずれも2ケタの増益を達成した。
セグメント別では、主力の業務用厨房機器製造販売事業の売上高は前期比2.7%増の409.07億円、セグメント利益は同16.4%増の30.01億円となった。受注高は同1.8%増の410.51億円、期末の受注残高は同1.7%増の85.85億円と着実に積み上がっており、事業基盤の堅調さがうかがえる。不動産賃貸事業の売上高は同0.1%増の1.01億円、セグメント利益は同8.7%減の0.47億円となった。
財政状態については、期末総資産が338.99億円と前期末比34.33億円増加した。中長期的な収益基盤の拡大を目的とした土地の取得を進めたことなどが主因である。
また同日、剰余金の配当に関するお知らせを公表し、2026年3月期の1株当たり期末配当金を従来予想の72.00円から110.00円に増額した。前期の87.00円から23.00円の増配となり、当期の配当性向は30.9%となる。
2027年3月期の業績予想については、売上高が前期比0.5%増の412.00億円、営業利益が同21.3%減の24.00億円、経常利益が同21.1%減の25.00億円、当期純利益が同9.5%減の20.00億円を見込んでいる。なお、年間配当金は1株当たり100.00円を予定している。

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