エヌ・シー・エヌは14日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%増の18.12億円、営業損失が0.41億円(前年同期は0.42億円の損失)、経常損失が0.46億円(同0.69億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.37億円(同0.60億円の損失)となった。
住宅分野の売上高は前年同期比2.3%増の11.67億円となった。当第1四半期連結会計期間のSE構法出荷数は、建築確認申請の停滞やナフサショックの影響により197棟(前年同期比5.3%減)となった。一方で、SE構法出荷1棟あたりの平均売上金額が前年同期比8.0%増加した。また、SE構法出荷数の先行指数となる構造計算出荷数は、258棟(前年同期比22.9%増)と増加し、SE構法登録施工店は新規に8社加入し、635社となった。
大規模木造建築(非住宅)分野の売上高は同10.3%減の4.78億円となった。当第1四半期連結会計期間の店舗などの木造非住宅のSE構法出荷数は33棟(前年同期比10.0%増)、構造計算出荷数は34棟(前年同期比15.0%減)となった。また、SE構法以外の大規模木造建築設計を扱う木構造デザインの構造計算出荷数は17棟(前年同期比6.3%増)となり、SE構法の構造計算出荷数とあわせて、非住宅木造建築物の構造計算数は51棟(前年同期比8.9%減)となった。翠豊による大断面集成材加工、大規模木造建築施工に関する事業は、工事案件を予定通り引き渡しており、順調に推移しているが、当第1四半期は大型案件の工事進捗が端境期となったことで、前年同期比では売上高が減少した。
環境設計分野の売上高は同26.9%増の1.10億円となった。当第1四半期連結会計期間における木造住宅、集合住宅及び非住宅木造物件向けの省エネルギー計算書の出荷数は1,160件(前年同期比19.6%増)、長期優良住宅申請サポート件数は218件(前期比78.7%増)とどちらも大きく増加した。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.6%増の93.10億円、営業利益が同102.5%増の3.08億円、経常利益が同85.8%増の3.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同69.9%増の2.46億円とする期初計画を据え置いている。