マネーボイス メニュー

ベイシス—26年6月期は増収・2ケタ増益、IoTエンジニアリングサービスが2ケタ増収を達成

ベイシスは14日、2026年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.5%増の84.27億円、営業利益が同21.5%増の2.16億円、経常利益が同25.4%増の2.10億円、親会社に帰属する当期純利益が同16.7%増の1.12億円となった。

サービス別の売上内訳としては、モバイルエンジニアリングサービス32.52億円(前年同期比3.4%減)、IoTエンジニアリングサービス37.42億円(前年同期比13.1%増)、及びその他14.31億円(前年同期比9.4%増)となった。

モバイルエンジニアリングサービスは、通信キャリア各社における5Gエリア展開工事の縮小が続いたことにより、売上高は前連結会計年度を下回った。一方、業績予想においては同工事の減少を織り込んでいたが、通信キャリア向けの通信品質改善工事、基地局設置および法令点検案件が想定以上に推移したことから、業績予想を上回る着地となった。

IoTエンジニアリングサービスは、主力のスマートメーターの設置・交換に加えて、温度センサーやネットワークカメラ等のIoTデバイスの設置案件が拡大し、売上高は前連結会計年度比13.1%増と二桁の成長を継続し、同社グループの事業成長を牽引した。同社が自社開発している現場作業DXクラウド「BLAS(ブラス)」の活用による現場作業の効率化および日本全国をカバーする幅広いサービスデリバリー体制が奏功したことによる。業績予想は、前連結会計年度比26.7%増となる一段と高い成長を前提としていたが、多店舗向けネットワーク構築案件およびWi-Fi・LAN構築案件の受注が想定を下回ったことに加え、大型案件の検収が翌連結会計年度にずれ込んだことから、当該水準には至らかった。なお、当該案件は翌連結会計年度の業績に寄与する見込みである。

その他ITエンジニアリングサービスは、金融機関向けネットワーク更改の需要増によりITインフラ関連の案件が拡大し、売上高は前連結会計年度比9.4%増となった。一方、グループ子会社において、需要に対応するサービス提供体制の拡充が計画に対して遅れたことから、業績予想には至らなかった。

2027年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.6%増の99.09億円、営業利益が同52.4%増の3.29億円、経常利益が同53.9%増の3.24億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同72.3%増の1.94億円を見込んでいる。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。