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オプティマスG、売上高は前期比+54.3%の大幅増 NZ・欧州向け輸出が牽引し各段階収益で計画を上回る進捗

決算ハイライト(1/2)

司会者:株式会社オプティマスグループの2027年3月期第1四半期の決算発表について、社長の山中信哉さまに補足説明をいただきます。まず、第1四半期の決算のポイントを教えてください。

山中信哉氏(以下、山中):第1四半期の連結売上高は1,066億円で、前年同期比約54パーセント増となりました。また、営業利益は35億円で前年同期比約78パーセント増、税引前利益は13億6,000万円で前年同期比約90パーセント増となり、増収増益を達成しました。

計画の進捗状況としては、通期計画比で売上高が28.1パーセント、営業利益が29.6パーセント、税引前利益が27.4パーセントと、好調な滑り出しとなっています。

アメリカや中国の状況および中東の混乱の影響を受けつつも、各事業は調整を重ねながら推進してきました。この四半期の増益に大きく貢献したのは、輸出入セグメントにおけるニュージーランドやヨーロッパ向けの中古自動車輸出事業です。さらに、バリューチェーンの波及効果により、物流や検査セグメントもその進展を支えるとともに収益を拡大しました。

オーストラリアでは、新車販売の競争は依然として厳しい状況が続いているものの、販売と収益のいずれも堅調を維持しています。

四半期業績|KPIと市況統計

司会者:ニュージーランド市場の状況について教えてください。

山中:ニュージーランド市場は回復基調にあります。輸入中古車の市場規模は前年同期比で約33パーセント拡大しました。これは景気回復とともに、1月からの規制緩和で消費者の選択肢が増えたことが要因です。

弊社の輸出台数も前年同期比で35.5パーセント拡大しており、引き続き約40パーセントのマーケットシェアを維持しています。

今後も回復を期待していますが、中東問題による燃料価格の高騰で低燃費車人気が再燃していることや、インフレ抑制による金利上昇などもあり、市場動向を注視していきます。

NZ以外への中古車輸出の拡大

司会者:ヨーロッパ、その他の市場の状況はいかがでしょうか?

山中:注力しているヨーロッパおよびその他の市場について、イギリス、アイルランド向けの中古自動車輸出が特に力強く成長しています。過去3年間の年平均成長率は約120パーセントとなり、前年同期比で約3倍、前四半期比で約1.6倍を達成しました。今後もさらなる成長を目指します。

四半期業績|サマリー

コロナ禍やブレグジットによるイギリスの経済不況を背景に、2020年から2025年にかけて新車販売が不調で、現地では中古自動車の供給不足が生じました。また、日本から輸出される中古自動車は品質の高さが評価され、市場で認知されるようになりました。さらにアイルランドでも、従来はイギリスからの中古自動車輸入に依存していたため、日本からの輸入車が同様に人気を集めています。

その結果、ニュージーランド向け以外の市場への中古自動車輸出は、すでにニュージーランド向けに匹敵する規模となっています。市場規模を考慮すると、さらなる成長が期待されます。

また、ニュージーランドを含む各市場向けに前期末に積み上がっていた未船積在庫も、順調に船積が進み、収益に貢献しました。

NZ以外での検査台数の増大

検査事業においても、ニュージーランド以外のアジア太平洋地域やヨーロッパなど、複数の地域で拡大が進んでいます。第1四半期の他地域での検査台数は2万2,000台を超え、全体に占める比率も60パーセントを超えています。

バリューチェーンでの貢献にとどまらず、検査事業の深い知見と技術が他地域でも認識され、評価されることで事業が拡大しています。

四半期業績|サマリー

司会者:オーストラリア市場の状況について教えてください。

山中:オーストラリアの新車市場では、中東情勢や中国メーカーの攻勢により、EVを含む低燃費車や低価格車への消費者の嗜好が強まり、競争が一段と激化しています。

オーストラリアでは6月が事業年度末にあたることもあり、新車販売台数が伸びました。一方で、市場は過当競争の影響によるコスト増加と利益圧迫に直面しています。

そのような状況の中、Autopactの販売台数は前年同期比で約21パーセント、前四半期比で約2パーセントの増加を維持しました。オーストラリア事業全体で見ても、売上高が前年同期比で約39パーセント、前四半期比で約10パーセント増加するなど、堅調に推移しています。

ブランド盛衰に応じたディーラー権の拡充

オーストラリア国内の中古自動車市場は、安価な中国製新車の流入の影響もあり、不調でした。

Autopactでは、中国新車ブランドの拡大に伴い、その機会を逃さず、販売政策に積極的に取り込んでいます。それにより、シェアを奪われた既存の新車ブランドや国内中古自動車販売の落ち込みをしっかりとカバーしています。

通期計画|各段階収益の進捗率

司会者:今後の見通しを教えてください。

山中:今期第1四半期は、各段階収益や主要KPIのすべてにおいて、通期計画に対する進捗率の目安を超過しました。しかし、中東情勢の行方やインフレに伴う利上げなど、不安定な要素もあり、引き続き事業を取り巻く環境は楽観できません。

原油価格の値上がりへの不安に伴う低燃費車需要の高まりに対し、需要に応じた供給をしっかりと進めていきます。

オーストラリアの新車市場における中国メーカーの攻勢については、需要に応じて機会を取り込み、販売をさらに拡大していきます。また、厳しい事業環境ですが、オーストラリア新車事業で効率的なディーラーの買収、いわゆるロールアップのチャンスがあれば、見逃すことなく実現したいと考えています。

さらに、軌道に乗ったニュージーランド以外の市場への中古自動車輸出事業は、さらなる事業拡大に注力していきます。

取り巻く事業環境に対して的確な対策を講じ、引き続き各事業の成長と効率化を図るとともに、関連事業間の相乗効果を高め、収益力強化を推進していきます。

山中氏からのご挨拶

司会者:最後に、投資家のみなさまへメッセージをお願いします。

山中:不安定な環境の中でも少しでも先を読み、準備を怠らず、丁寧かつ積極的に経営を遂行し、事業を進めていきます。今期は順調にスタートしましたが、通期計画の達成に向けて努力を続けていきます。中長期的な企業の発展を目指すとともに、企業価値の向上に尽力します。

株主・投資家のみなさまのご期待にお応えできるよう、引き続きしっかりと経営を進めていきます。今後ともご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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