米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は703.84ドル安の52759.21ドル、ナスダックは263.92ポイント安の26067.17で取引を終了した。
一部小売り決算を嫌気した売りや対イラン紛争長期化リスクの高まりを受けた原油高を嫌気し、寄り付き後、下落。長期金利も再び上昇に転じ、相場は続落した。終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。セクター別では不動産管理・開発やエネルギーが上昇した一方、小売、食・生活必需品小売が下落した。
農機具メーカーのジョン・ディア(DE)は第3四半期決算で関税還付も奏功し増収増益となったほか、人工知能(AI)データセンターブームも新たなトラクター需要をけん引すると楽観的な見通しが好感され、上昇。フラッシュメモリ、半導体部品製造・販売のマイクロン・テクノロジー(MU)はメモリー、AIリサーチに100億ドル投資する計画を発表、最高経営責任者(CEO)は「AI成長にメモリーが欠かせない」と強調し、上昇。
ビットコイン・トレジャリー会社のストラティジー(MSTR)や暗号通貨取引プラットフォームを提供するコインベース・グローバル(COIN)は暗号通貨に友好的な法案クラリティー法可決に楽観的な見解で、暗号通貨上昇に連れ、それぞれ買われた。サイバーセキュリティ製品会社のクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)は最高技術責任者(CTO)の退社が報じられ、下落。ディスカウント小売のウォルマート(WMT)は競争激化で、第2四半期の国内の売り上げ高の伸びが6年ぶり低水準に落ち込み、売られた。
ベッセント財務長官はCNBCとのインタビューで、長期債買戻し拡大を示唆した。
(Horiko Capital Management LLC)