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東陽テクニカ—QST・Type-Iと量子センシング技術に関する共同研究開始

東陽テクニカは20日、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)および株式会社Type-I Technologiesと、量子センシング技術に用いるダイヤモンドNVセンターの開発に関する共同研究を開始すると発表した。
量子センシングは量子力学の性質を利用して磁場・電場・温度・圧力等の微細な物理量を計測する技術で、半導体チップの故障解析やEVモーターの磁場評価、バイオ・医療、防衛・航空宇宙など幅広い分野での活用が期待される次世代技術。代表的な量子センサーの中核技術である「ダイヤモンドNVセンター」は、磁場や温度などの物理量の変化を高感度・高精度に検出できる。一方で、特殊構造を持つダイヤモンドの安定供給や品質均一化が実用化・標準化に向けた課題となっている。
本共同研究では、QSTの量子センシング技術、QST発のベンチャー企業であるType-I TechnologiesのダイヤモンドNVセンター技術、東陽テクニカの計測技術・光学技術ならびに量子ソリューション分野におけるパートナー体制を活用。それぞれの知見と技術を融合することで、ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センサーおよび量子センシング装置の製品化に向けて、技術課題の抽出と解決、性能評価および実証を進めていく。
同社は量子センシングのほか、量子コンピューターや量子人材育成を含む量子ソリューション事業を展開している。今後も先進企業・研究機関との連携強化を通じて量子技術の社会実装を推進し、産業発展と社会課題解決への貢献を目指す。

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