24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ややTOPIX型優位の展開を想定
■Jエクセレント、26/12上方修正 営業利益 65.25億円←48.83億円
■ファナック今年度の設備投資3割増、壬生でFA機器増産
■ややTOPIX型優位の展開を想定
24日の日本株市場は、米国市場の流れから買いが意識されるものの、中東情勢を巡る不透明感から積極的な売買は手控えられやすいだろう。21日の米国市場はNYダウが517ドル高、ナスダックは113ポイント高だった。WTI原油先物価格は1バレル=87ドル台に上昇したほか、米長期金利は上昇したが、前日の大幅な下げに対する自律反発狙いの買いが優勢になったようだ。暗号資産(仮想通貨)が上昇したこともリスク選好に向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比175円安の65915円。円相場は1ドル=158円90銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで66460円まで買われた後に軟化し、65600円まで下げ幅を広げる場面もみられ、80円安の66010円で終えている。25日線(65625円)での底堅さが意識される一方で、75日線(66414円)に上値を抑えられており、日経平均株価においても75日線(66241円)を明確に上抜けてくるかを見極めることになろう。同線に上値を抑えられるようだと、戻り待ち狙いの売りが意識されやすい。
米国では主要な株価指数は上昇したが、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は下落した。今週決算発表を控えているエヌビディアは足元で調整をみせている。決算を受けて再動意をみせてくるかを見極めたいところであり、ソフトバンクGやアドバンテスト、キオクシアHD、東京エレクトロンといった指数インパクトの大きい半導体やAI関連株はリバランスが中心になりやすいだろう。
一方で米国では金融や医薬品の一角が買われていた。東京市場においても三菱UFJなどメガバンクの一角やバイオ関連に資金が向かう可能性も考えられるため、ややTOPIX型優位の展開を想定しておきたい。そのほか、トランプ政権はイランへの経済制裁の強化について詳細を発表する予定である。イラン側の反応次第では地政学リスクへの警戒が高まり、原油先物価格の上昇に向かう展開も考えられ、資源株や海運株の動向にも注目しておきたい。
■Jエクセレント、26/12上方修正 営業利益 65.25億円←48.83億円
Jエクセレントは2026年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を48.83億円から65.25億円に上方修正した。台場ガーデンシティビル・札幌大手町ビル・浦和SHビル、3物件の特定資産の譲渡に伴い、予想の修正を行うもの。
■前場の注目材料
強気材料
・NYダウは上昇(53277.01、+517.80)
・ナスダック総合指数は上昇(26180.46、+113.29)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ファナック今年度の設備投資3割増、壬生でFA機器増産
・日東電工スマートグラス部材を28年度投入
・いすゞ自動車中南米でピックアップ攻勢、タイは輸出主導
・三菱重工ドバイ空港に無人交通、全自動システム受注
・ACSL早川研介共同経営責任者「北米で価格有利」
・日産自SDV時代幕開け、オールジャパンで連携、トヨタ・日産・ホンダ、27年春共通API
・日産自複数車種を一括企画、適時投入へ専門組織
・NTTNTTデータ、発明関連業務をAIで一貫支援
・マネーフォワードAI利用コスト可視化、投資効果の把握支援
・ニコン精度35%向上、ウエハーの歪み計測
・BIPROGY環境価値を一元管理
・日本酸素HD渡辺忠治社長CEO、エレに続く成長事業育成
・関西ペイント中部エリア新拠点、愛知・春日井、調色・販売・物流集約
・住友ベークライト車載用3Dパワーモジュール、小型・高出力密度を実現
・カネカ小森敏生取締役常務執行役員「タンデム型加速」
・中外製薬上席執行役員・小野沢学寿氏、オープンイノベ、創薬力強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・11:00 東京カンテイが中古マンション価格を発表(7月)
<海外>
・特になし