24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米財務省の国債管理をめぐる不透明感が広がるものの、ドルに割安感が生じれば買戻しが入りやすい。ただ、為替介入への警戒は根強く、ドルの上値は限定的となりそうだ。
21日に発表された米国のPMIで製造業は鈍化したが、想定外に強いサービス業が総合指数を押し上げたことにより、景況感の改善を好感したドル買いが先行。ただ、米国の財政懸念による国債売りが顕著になるとドル買いは後退し、ユーロ・ドルは1.1660ドル台に下落後は底堅く推移。ドル・円は158円半ばから159円付近に上昇後は上値の重い展開となった。週明けアジア市場は米金利にらみの展開が続くなか、ドルは割安感で買戻しも入りやすい。
この後の海外市場は米金利と中東情勢が注目される。米トランプ政権による財政赤字拡大で今後の国債増発が懸念されるなか、今週発表予定の財政再建プログラムへの期待感が過度なドル売りを抑制。一方、米国とイランの対立激化で原油相場は強含み、ドルは買いが入りやすい。ただ、28日のジャクソンホール会合での連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控え、様子見ムードが広がりやすい。また、心理的節目の160円に接近すれば、為替介入が警戒され、ドルの上値は重いだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・特になし