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梅乃宿酒造株式会社:2026年6月期決算説明会文字起こし(4)

梅乃宿酒造

2027年6月期の業績計画サマリーです。来期は、全販売チャネルでの増収を前提に、売上高は前期比105.2%の32億5,000万円、営業利益は前期比116.2%の5億4,000万円、当期純利益は前期比111.2%の3億5,900万円と、売上高について過去最高の更新を継続する計画です。
主要商品の価格改定効果に加え、本年10月に予定されている酒税改定に伴う適切な価格転嫁により、売上総利益率は57.6%へ1.5ポイント改善し、当期純利益におきましても前期比10%以上の成長を維持いたします。
2027年6月期における利益確保により、総資産は64億7,300万円で前期比101.7%、純資産は37億4,100万円で前期比105.9%と、いずれも増加を見込み、自己資本比率も57.8%へと2.3ポイント上昇する計画です。

来期のチャネル別売上目標についてご説明いたします。
国内BtoBは、前期比104.6%の19億6,400万円を目指します。酒販店・量販店市場のさらなる開拓に加え、AFULLの本格市場展開、及び酒税改定に伴う増税分の価格転嫁を実施いたします。
海外につきましては、前期比103.8%の8億円への拡大を図ります。欧米・台湾エリアの販路強化による売上増のほか、中国は現在、日中関係問題が長期化している状況にはありますが、代理店との関係を強化させ、増収を計画しております。空港免税店は、インバウンド需要は継続しておりますが、中国旅客数が減少している状況もあり、その影響による売上の鈍化を見込んだ計画となっています。
BtoC、すなわちEC及び直営店は、前期比109.7%の4億8,500万円を計画しております。特にECにおいて広告投資を強化し、Amazonをはじめとするモール内での露出を高めて新規顧客獲得を加速させます。また、直営店においても、引き続き観光需要の取り込みを強化し、着実な増収を見込んでいます。

営業利益目標についてご説明いたします。来期営業利益5億4,000万円、前期比プラス7,500万円の増減要素の計画内訳です。増収効果でプラス9,200万円、あらごしシリーズの値上げ及び酒税改定対応による粗利率改善でプラス4,700万円を見込んでいます。
一方で、EC顧客獲得に向けた広告投資による販売費マイナス3,500万円や、中東情勢等の影響による運賃高騰を見込んだ物流費の増加マイナス3,900万円など、積極投資に伴うコスト増を織り込んでおりますが、粗利改善がこれを上回り、営業利益率は16.6%へ1.5ポイント高まり、全体として増益を確保いたします。

バランスシート及びキャッシュフローの見通しです。2026年6月期は第2蔵の用地取得により有形固定資産が増加いたしましたが、2027年6月期は前期の用地取得が一巡したことで減価償却が進み、落ち着く見込みです。
利益成長に伴い純資産は着実に積み上がり、健全な営業キャッシュフローを原資として、設備投資、借入返済、株主還元をバランスよく進めてまいります。

今後の海外展開についてご説明いたします。当社の海外売上は、2025年6月期に一時的な需要の反落や不透明感から落ち込んだものの、当期2026年6月期にはこれらを払拭し、7億7,000万円まで大きくV字回復いたしました。
今後は、中国・台湾・香港の中核市場に加え、ASEAN諸国での取引を拡大いたします。さらに、オーストラリアや北米での量販店開拓、欧州でのブランド浸透を推進してまいります。来期2027年6月期は8億円の計画を掲げ、世界的な「ジャパニーズリキュール」の位置付けに向けた足掛かりを築いてまいります。

梅乃宿酒造株式会社:2026年6月期決算説明会文字起こし(5)に続く

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