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共同ピーアール、過去最高を更新 全セグメントで増収増益、「フルAIシフト」 で利益は計画上振れ

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信澤勝之氏:みなさま、本日はお忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございます。取締役コーポレート本部長の信澤です。2026年12月期第2四半期の決算についてご説明します。

本日はスライドに記載のとおり、決算概要については私が、その後の項目については代表取締役社長の石栗よりご説明します。

2026年12月期 第2四半期 連結決算ハイライト

決算概要についてご説明します。今年の1月から6月までの上半期は、売上高および各段階利益が過去最高を更新しました。売上高は45億2,800万円で、前年同期比14.4パーセントの増収となりました。

営業利益は8億2,400万円で、前年同期比30.4パーセントの増益、経常利益は8億2,800万円で前年同期比32.2パーセントの増益となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は4億6,300万円で、前年同期比30.5パーセントの増益となっています。

注目すべき点は、売上高の増加率が14.4パーセントであるのに対し、利益が30パーセントを超える大幅な改善が見られたことです。営業利益率については16パーセントから18.2パーセントへと2.2ポイント改善しています。収益性そのものが向上しています。

2026年12月期 第2四半期 連結決算概要

スライドは、連結と単体の業績数字を一覧で示しています。上半期について、連結売上高の達成率は計画どおりの100.6パーセントとなりました。

一方、営業利益の達成率は117.7パーセント、経常利益は118.3パーセント、純利益は118.1パーセントとなり、各段階利益についてはいずれも目標を約2割上回るかたちで着地しました。

特に上半期は、当社全社方針である「フルAIシフト」を掲げており、業務効率化が進んだことや、利益率の高い案件を計上できたことが主な要因です。

スライド下段の単体数値についても、昨年より増収増益となっています。

2026年12月期 第2四半期 セグメント状況 PR事業

各セグメントの状況についてです。まず、主力のPR事業です。売上高は32億2,700万円で、前年同期より3億3,700万円増加し、11.7パーセントの増収となっています。

最大の要因は、安定収益の土台である月額固定の継続契約、いわゆるリテイナー契約社数が1割強増加したことです。契約社数が増加したことで、収益基盤が強化される結果となっています。

また、今年1月に新会社である株式会社共同ピーアールRingを立ち上げました。この会社は地方企業やスタートアップ企業の需要を掘り起こし、上半期中には単月黒字を達成しています。

セグメント利益は6億3,400万円で、前年同期比14.1パーセントの増益となりました。これにより、利益率の改善に寄与しています。

2026年12月期 第2四半期 セグメント状況 インフルエンサーマーケティング事業

2つ目のセグメントは、インフルエンサーマーケティング事業です。売上高は6億1,000万円で、前年同期比4.7パーセントの増収となりました。セグメント利益は7,300万円で、前年同期比19.1パーセントの増益となっています。

売上の伸びに対して、利益が約4倍に伸びています。この要因として、タイアップ案件や自社IPを活用したイベント・グッズ収入といった高い利益率の商品・サービスが積み上がったことが挙げられます。また、案件の受託から、IPを保有し育成するビジネスへの転換が進んでいます。

2026年12月期 第2四半期 セグメント状況 AI・ビッグデータソリューション事業

3つ目のセグメントは、AI・ビッグデータソリューション事業です。売上高は6億9,100万円で、前年同期比42.3パーセントの増収となりました。セグメント利益は1億8,600万円で、前年同期比134.2パーセント増と、2.3倍の成長を達成しています。

特に今回、AI・ビッグデータソリューション事業を担うキーウォーカー社の4つの事業のうち、2つの事業が大きく牽引した結果となっています。

その内訳ですが、1つ目はデータ分析事業です。「Tableau」をはじめとするデータを可視化するBIツールの導入支援や分析コンサルティングが、昨年よりも約50パーセント弱伸びています。

2つ目は、昨年立ち上げたAI事業です。クライアント企業に対し、AI導入に関する伴走支援を行うサービスで、約1億円弱が上半期に計上されたことが主な要因となっています。この2つの事業が大きく寄与しており、増収額の約8割を占めています。

ストックビジネスについては、昨年よりも20パーセント伸びており、こちらに関しても着実に積み上がっています。

2026年12月期 第2四半期 売上構成比 PR事業

スライドの表は、共同ピーアール単体のリテイナー売上の業種別構成比です。最大の構成比は以前と変わらず、IT・情報通信・テクノロジーが約3割を占めています。

それ以外では官公庁、流通・小売、製造など、多くの業種に広く分散しており、特定の業種に左右されない構造となっています。また、大きな変動は見られません。

外資企業の比率は38パーセントとなっています。

2026年12月期 第2四半期 財務状況

財務状況についてです。総資産は68億3,500万円、純資産は50億7,800万円で、昨年より3億7,900万円増加しています。自己資本比率は昨年の62.8パーセントから65.2パーセントに改善しました。

負債は2億円減少し、返済が進み、有利子負債は約2億8,000万円となっています。一方で現預金は40億3,600万円で、実質的なネットキャッシュは約37億円超となっています。

2026年12月期 第2四半期 財務状況

キャッシュフローについてご説明します。営業活動によるキャッシュフローは8億800万円で、前年同期比で2億4,200万円増加しました。この増加は、利益の増加と売上債権の回収が進んだことが主な要因です。

投資キャッシュフローは、PC端末のリプレイスやオフィス整備があり、マイナス6,900万円となっています。

財務キャッシュフローはマイナス2億8,000万円となりました。内訳としては、長期借入金の返済が8,500万円、自己株式の取得が6,400万円、配当金の支払いが1億2,200万円となっています。

決算概要は以上です。ポイントは3点あります。1つ目は、売上高・利益がともに過去最高を更新したことです。2つ目は、利益が目標を約2割上回ったことです。3つ目は、3つのセグメントすべてで増収増益を達成しており、特にAI・ビッグデータソリューション事業では前年同期から2.3倍の成長となりました。

2026年12月期 第2四半期 連結決算ハイライト

石栗正崇氏(以下、石栗):こんにちは。代表取締役社長の石栗です。私からはトピックス、下期以降の成長戦略および業績見通しについてご報告します。

まず、上半期のトピックスです。先ほど信澤からもご説明がありましたが、業績のハイライトとして、特に営業利益においては前年同期比30.4パーセントと大幅な成長を実現しました。

過去最高の上半期の折り返しとなり、売上・利益ともに堅調に推移していることをご報告します。また、3つの主要セグメントすべてで過去最高の売上と営業利益を達成しています。

期初振り返り:中計数値目標 中期経営計画 最終年度 進捗状況

中期経営計画の進捗状況についてご説明します。今年度は最終年度に当たりますが、売上高は目標の100億円に対して45億2,800万円、営業利益は目標の16億円に対して8億2,400万円となっており、通期目標達成に向けて順調に進捗していると考えています。

期初振り返り:中計数値目標 売上100億円・営業利益16億円への展望

中期経営計画の考え方と目標の再確認です。当社は、中期経営計画最終年度において、売上高100億円、営業利益16億円を目標として達成を目指しています。

期初振り返り:中計の考え方 New’S Design Companyの加速

中期経営計画の基本的な考え方をあらためてお伝えします。当社のビジネスは、創業以来スライドに示されている2つの力を主軸に進めてきました。1つはニュースを「創る力」で、もう1つはニュースを「広める力」です。この2つの要素は時代とともにかたちを変えながら、戦う市場を広げつつ展開してきました。

さらに、「New’S Design Companyになる」というミッションのもと、その実現に向けて、社内での開発に加え、社外のパートナーとも連携して取り組みを推進しています。最近では、ショート動画サービス拡充の一環として、サイバー・バズ社との連携も始まっています。

期初振り返り:中計の考え方 New’S Design Companyの成長

全体の方針として、昨年8月に業界初となる「フルAIシフト宣言」を実施してから早くも1年が経過しました。その中で、「AIを使う会社」から「AIで勝つ会社」へと昇華させる取り組みを進めています。

期初振り返り:2026 成長戦略 AIで勝つ会社へ

「AIで勝つ会社へ」ということで、大きく4つの取り組みを行っています。1つ目は人材育成、2つ目は業務効率化と、そこから得られる時間の創出です。

3つ目は、その中で得られたリソースを活用した企画提案の高度化です。4つ目は、そのような人材やスキルを活用し、新規事業やプロダクトの開発に取り組むことです。この1年、これらの取り組みを進めてきました。

期初振り返り:2026 成長戦略 AIで勝つ会社へ

どのような高度なツールを導入しても、一人ひとりの社員のAIリテラシーが向上しなければ、全体のスケールメリットは得られないと考えています。そこで、AI人材の育成に関してご報告します。

社内のAI活用レベル検定は、レベル1からレベル7まで設定されています。昨年末の時点で、レベル4以上の水準は80パーセントを達成していました。今年は、全社員を対象としてレベル5以上を80パーセントに引き上げる目標を掲げています。

この目標は、営業部門だけでなく、総務・人事・経理などのバックオフィス部門も含む全社員が対象です。現在の進捗状況として、80パーセント目標に対して42パーセントまで達成しています。AI育成は非常に重要と考えているため、ぜひ進めていきたいと考えています。

目標としては、パーヘッドで130パーセントの成長率を目指して取り組んでいます。現状では、パーヘッド対前年で110パーセントの成長を達成しており、引き続きさらなる成長を目指していきます。

期初振り返り:2026 成長戦略 ①PR事業の強化-1-

PR事業の強化として、2つの施策の進捗状況をご報告します。

1つ目は、潜在顧客の発掘ソリューションです。これまでの既存領域の範囲外である、大手上場企業や中小企業、スタートアップ企業といった新たなお客さまに対して、オンラインで広報とメディアをつなぐマッチングサービスを立ち上げました。そのための会社として、この1月に株式会社共同ピーアールRingを設立しました。

こちらは順調にスタートを切り、単月での黒字化が早くも見えてきており、通期での黒字化も視野に入ってきています。

期初振り返り:2026 成長戦略 ①PR事業の強化-2-

PR事業の強化策の2つ目として、従来のリテイナー顧客の主要ゾーンに対して既存領域の新サービスをローンチしました。こちらについては後ほど詳細をご説明します。

TOPICS PR事業

PR事業のトピックスをご紹介します。

1つ目は、「東京クリエイティブサロン2026」です。今年3月、東京都のプロジェクトとして「東京発のファッションとクリエイティブの祭典」をテーマに、「東京クリエイティブサロン」が東京を代表する9つのエリアで開催されました。

これは、「ファッション都市東京」というイメージを国内外に訴求する目的で開催され、多数の媒体に掲載されたことで一定の成果が得られたと考えています。

TOPICS PR事業

2つ目は、エンターテインメント領域になります。『プラダを着た悪魔2』に関しては、主要キャストの華々しい来日キャンペーンも含めて大きな露出を作ることができ、メガヒットに貢献できたと考えています。

また、「Netflix」で配信され話題となった『地獄に堕ちるわよ』においても、多くのメディア露出を獲得し、大きな話題につながったことは、一定の成果として評価しています。

TOPICS インフルエンサーマーケティング事業

インフルエンサーマーケティング事業のトピックスです。こちらに関しては2つご紹介します。1つ目は、ツインプラネット社と共同で手掛けているアイドルグループ「α+(アルファプラス)」が、今年2月にデビューしたことです。

デビュー曲の公式動画が公開時に180万回再生を記録し、デビューからわずか4ヶ月でZepp Shinjukuで初のファンミーティングが行われるなど、順調に認知度が上がっていると感じています。

2つ目は、女子中高生の2人に1人が認知している当社のYouTubeメディア「めるぷち」のメンバーが、「ABEMA」で非常に人気の恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』に9名出演することが決定したことです。

TOPICS AI・ビッグデータソリューション事業

AI・ビッグデータソリューション事業に関するトピックスです。こちらは、先ほど信澤がご説明したとおり、非常に力強い伸びを見せている事業です。

自社開発のAI SaaS型Webスクレイピングサービス「ShtockData」が、株式会社未来トレンド研究機構が実施した市場調査において、新規導入社数と年間売上金額の2部門で業界No.1に選ばれました。

こちらは、非エンジニアでも扱える「ShtockData」という既存モデルと、大量の複雑なデータに対応する「ShtockData Pro」の2ラインで、今後は顧客の目的に応じた最適な提案を行い、収益拡大を図っていきたいと考えています。

以上が上半期の主なトピックスと振り返りです。私が社長に就任してから約2年が経ちましたが、この間、時価総額は約1.5倍に拡大しました。今後も持続的な成長を通じて、企業価値のさらなる向上を目指していきます。

2026下期成長戦略 マーケティング市場への深耕とAXによる進化

2026年下期以降の成長戦略については、マーケティング市場へのAXの進化を進め、さらに切り込んでいく方針です。

ポイントは3つです。1つ目はPR事業の強化、2つ目はインフルエンサー事業における価値創造、3つ目はグループのIPOおよびM&Aの加速です。

成長戦略の最大のポイントは、PRコンサルテーションを行う際にAIを活用することで、これまで以上の価値を生み出すことです。

2026下期成長戦略 フルAIシフトの更なる全体戦略

「フルAIシフト」の更なる全体戦略として、2026年以降、AI活用によるパーヘッド130パーセントの成長を目指しています。単なる業務効率化にとどまらず、企画・提案といった上流業務にもAIを活用していく考えです。その実現に向けて発表したのが、「二層構造のAgentOS」による「AIオーケストレーション」です。

第1層のデータ基盤となるのが「SAKAE」です。「SAKAE」には、当社が保有する記者やメディアのデータベースに加え、掲載記事のデータ、開封率や掲載率といった実績データなどが蓄積されています。こうした当社独自のデータが、すべての起点となります。

そして、その上に第2層となるマルチエージェント「Prism」を構築しました。「Prism」は、「SAKAE」に蓄積されたデータを活用しながら、戦略設計やデータ分析、コンテンツ制作、メディアリレーションなど、より上流の業務を支援します。この「SAKAE」と「Prism」の2層がシームレスに連動することで、当社独自のアウトプットを生み出していく仕組みとなっています。

2026下期成長戦略 フルAIシフトの更なる全体戦略

スライドは、イメージ図になります。スライド下部に記載の「SAKAE」を基に各エージェントのアウトプットを中央の「CONDUCTOR」に集約し、最適解を導き出します。

そして、それが再びデータベースに還元・蓄積され、無限ループの構造を目指す仕組みになっています。

2026下期成長戦略 フルAIシフトの更なる全体戦略

スライド右下の4番にある「Guardian」は、Prismの各AIエージェントが生成したアウトプットを独立して監査するエージェントです。ブランド基準への準拠や事実確認、炎上リスク、法務リスク、個人情報保護の5項目をチェックし、基準を満たさないものは差し戻します。こうして品質を担保したアウトプットが、先ほどご説明した「CONDUCTOR」に集約される仕組みです。

今後は、こうしたAIエージェントを社員一人ひとりが活用することで、社員数だけに依存することなく、より多くの企画や提案を生み出せる体制を目指しています。これが、下期以降の成長戦略のセンターピンになると考えています。

2026下期成長戦略 AI時代のクライアントリレーション

戦略実行のための1つ目の施策として、クライアントリレーションを強化するための「PR-Link」がローンチされました。こちらは、スライド21ページの「既存領域の再強化」に関する内容とリンクする部分ですが、先ほどお伝えしたデータベース「SAKAE」にはもう1つの機能があります。

それは、PR業務のワークフローの知見をDX化・AX化したもので、「SAKAE」によってPRリリースを作成し、記者に届け、その反応を捉え、レポートを基に次に活かすという一連のオペレーションツールとしての役割を果たします。

こちらは、今後同じ画面で同じ数値をクライアントと共有し、迅速に改善を図れるようになります。したがって、クライアントは、同じタイミングでダッシュボード上で自社のPR効果を確認できるようになると考えています。

2026下期成長戦略 AI時代のクライアントリレーション

そこで得られる成果は、当社として2つあると考えています。それは、事業を支えるリテイナーで発揮されます。リテイナー契約の最大化を目的とする際に、「PR-Link」と「PR効果と向き合う組織」を組み合わせることで、新規リテイナー契約の獲得をさらに加速させていきます。

また、新規契約者数が増えても業績が伸びにくいため、継続率を向上させるためのリテンション効果にも力を入れていきたいと考えています。この2つの目的を基に取り組みを進めていきます。

こちらは8月以降、順次、当社のクライアントに無償で提供しています。

2026下期成長戦略 コーポレート広報支援のための「広報専門AIOサービス」提供開始

戦略実行のための2つ目の施策は、「広報専門AIOサービス」の提供開始です。

「AIO」とは、AIに企業を正しく認識してもらい、AIの回答に反映されやすくするための仕組みや取り組みを指します。

2026下期成長戦略 コーポレート広報支援のための「広報専門AIOサービス」提供開始

従来は検索エンジンを通じて企業の情報にたどり着くというユーザー導線が主流でしたが、最近では、生成AIを通じて企業や商品・サービスの情報を調べるという新たな導線が生まれています。そのため、企業情報をAIが正しく理解し、AIの回答にも反映されやすくするための対策が、今後ますます重要になると考えています。

そこで当社では、企業の広報・PR担当者に向けて、コーポレートサイトのAI対策や、リリースを起点としたAIO記事の作成などを支援する「広報専門AIOサービス」を開始します。企業情報を整理し、AIに正しく伝わるかたちで発信することで、AIから見つけられやすくするとともに、企業への信頼形成や、記者・生活者との新たな接点作りにつなげていきます。

単発の施策ではなく、中長期的に伴走することで、企業の広報活動そのものをより強くしていきたいと考えています。こちらも8月中のリリースを予定しています。

2026下期成長戦略 130%成長への組織的アプローチ

当社では、さまざまなプロダクトやサービス、ソリューションの強化だけでなく、組織面からも130パーセント成長を実現するための取り組みを進めています。

まず、コーポレート・経営企画機能の強化です。サイバーエージェントのグループ会社の取締役を経て、上場会社では営業やコンテンツ、コーポレート、投資など幅広い領域を管掌してきた早川晋氏が、4月からCSOとして経営に参画しています。経営基盤の「攻めと守り」の両面を強化し、次の成長につなげていきます。

もう1つが、戦略プランニング機能の強化です。AIの活用はもちろん重要ですが、それを使いこなし、実行する人材や組織、チームも同じくらい重要だと考えています。そこで、外資系広告代理店などで経験を積み、ブルーカレント・ジャパンでヴァイス・プレジデントを務めた丸山祐司氏が、7月から執行役員として経営に参画しています。戦略プランニングやブランディングの力をさらに高め、競争力のある組織・チーム作りを進めていきたいと考えています。

2026下期成長戦略 ②インフルエンサー事業の価値創造 IPの強化

インフルエンサー事業の価値創造とIPの強化についてご説明します。

まず、新アイドルグループ「α+(アルファプラス)」がデビューしました。10月および11月には東京・愛知・大阪でワンマンライブツアーを開催する予定です。

また、「めるぷち」が送るオーディション番組『めるぷち選抜決定戦2026』というコンテンツもあります。本コンテンツは非常に好評で、今年に関しては「ABEMA」において、8月から全8回の放送が決定しています。最終オーディションについては、ライブ配信で実施する予定です。

このように、通常のタイアップ収益にとどまらず、IPとしての価値を向上させることで、新しいマネタイズバリエーションも増やしていきたいと考えています。

2026 成長戦略 ②インフルエンサー事業の更なる価値創造 VAZの経営体制強化

主にインフルエンサー事業を展開している株式会社VAZでも体制の強化を進めています。1つ目は、以前C Channel株式会社で営業担当役員として活躍されていた石野泰祐氏を新たに取締役として迎えた点です。

また、関西圏のマーケットを拡大するため、大阪支社を設立しました。この支社長には、起業および経営経験を持つ原田和信氏を起用し、関西圏でのマーケット開拓を進めていきたいと考えています。

Strategic Vision 100年のコミュニケーションでブランドを未来へつなぐ

中長期のグループビジョンについてお話しします。当社では「PR✕AIで業界スタンダードを創る」ことをグループビジョンの中心に掲げています。

その実現に向けて、大きく4つの方向性を考えています。まず、グループ各社の成長を通じて、複数の上場企業を擁する企業グループを目指していきます。

2つ目が、AI活用の業界標準化です。当社がこれまで進めてきたAI活用をさらに進化させ、PR業務におけるAI活用のデファクトスタンダードを確立し、業界全体をリードする存在となることを目指します。

3つ目が、投資育成エンジンの強化です。共同ピーアールをVCのような機能も持つ存在へと進化させ、スタートアップへの投資やインキュベーションを通じて、次世代の事業を継続的に生み出し、非連続的な成長につなげていきいと考えています。

そして4つ目が、アジアやグローバル展開です。これまで培ってきたPRのノウハウやAI活用の知見を生かし、アジア市場を中心に拠点を拡大しながら、クロスボーダーPRのハブとしてグローバルに展開できるグループを目指していきます。

2026年12月期 通期業績予想

通期業績の見通しです。中期経営計画のとおり、売上高100億円、営業利益16億円を目指して進めていきます。現在の進捗率は50パーセント以上となっており、計画が射程圏内に入っているという手応えを感じています。引き続き、みなさまの期待に応えられるよう取り組んでいきます。

以上、私からの報告となります。ご清聴ありがとうございました。

質疑応答:グループ会社のIPO進捗および大型M&A戦略について

質問者:今後の成長戦略において、PR事業の強化やインフルエンサー事業の価値創造については十分に理解しました。もう1つの柱として、グループのIPOやM&A戦略が非常に重要だと考えています。

まず、グループ会社のIPOについてです。以前、キーウォーカー社のIPOを模索されていたと思いますが、その進捗状況や他のグループ会社のIPOについてはいかがでしょうか? 

また、大型M&Aの推進については、具体的にどのような業種を検討されているのかお聞かせください。

石栗:まず、IPOの進捗についてですが、キーウォーカー社に関しては詳細をお伝えする段階にはありませんが、準備は着実に進めています。また、他のグループ会社についても、タイミングが合えばというレベルで進めています。

次に、大型M&Aについてですが、どのような業種を対象にしていくのかという点に関しては、当社の成長戦略を実現するために、現在足りない機能で、時間やスピードを要するものがあれば積極的にM&Aを行っていく方針です。

特に、当社の中期経営計画の考え方として、PRの市場から広告やマーケティングなどの7兆円規模の市場に進出するというビジョンがあります。そのため、広告領域やデジタルマーケティング領域も含めて、M&Aを進めていく意向です。

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