日経平均は反発。550.90円高の66682.88円(出来高概算8億5077万株)で前場の取引を終えている。
前日27日の米国株式市場は反発。ダウ平均は105.56ドル高の53569.44ドル、ナスダックは411.15ポイント高の26541.35で取引を終了した。半導体エヌビディアの決算を好感した株価の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。雇用関連指標も強くダウを押し上げたほか、セールスフォースの決算を好感しソフトウエア関連も強く、相場は終日堅調に推移した。
米株式市場の動向を横目に、28日の日経平均は27.49円安の66104.49円と続落して取引を開始した。米国株高を受けながらも、寄り付き直後は前日終値近辺での小動きにとどまった。その後は米ハイテク株高を手掛かりに半導体関連を中心に買いが優勢となり、指数は上げ幅を拡大。ソフトウエア関連や内需の一角にも資金が向かい、幅広く買いが入った。前引けにかけては66600円台まで水準を切り上げ、高値圏で前場を終えた。
個別では、アドバンテ、東エレク、リクルートHD、ソフトバンクG、ファナック、コナミG、イビデン、ソニーG、スクリン、村田製、トレンド、日東電、ファーストリテ、任天堂、バンナムHDなどの銘柄が上昇。
一方、キオクシアHD、フジクラ、住友電、オリックス、古河電、アステラス薬、ニトリHD、日立建機、7&iHD、高島屋、コムシスHD、京セラ、浜ゴム、ソシオネクスト、ブリヂストンなどの銘柄が下落。
業種別では、その他製品、サービス業、電気機器などが上昇した一方で、ゴム製品、建設業、電気・ガス業などが下落した。
後場の日経平均株価は、高値圏でのもみ合いが見込まれる。前場は寄り付き時点の27.49円安から上げ幅を広げる展開となっており、下値の堅さが意識されよう。日経平均は上値抵抗線として意識されてきた66400円台の75日移動平均線を上回って推移しており、同水準が下値支持に転じるかが焦点となる。米国では前日にエヌビディアやセールスフォースの決算を好感した買いが入り、雇用関連指標も強い内容となったことから、ハイテク関連への物色が続くとの見方がある。ただ、今晩にはウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演が予定されており、これを見極めたいとして戻り待ちの売りも出やすい。