31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり91銘柄、変わらず3銘柄となった。
前週末28日の米国市場は軟調推移。ジャクソンホール会合での連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長講演を控えるなか、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や消費者信頼感の悪化で売りに転じた。ウォーシュ議長はインフレに鈍化が見られず、FRBが政策でインフレ対処に焦点を当てるべきだと主張した事が信頼回復につながり一時買われたが、終盤にかけハイテク中心に利上げを警戒し売られ終了。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。ウォーシュ米FRB議長の講演を受けて米国の利上げ観測が意識され、前日の米ハイテク株安を嫌気した売りが値がさの半導体関連に先行した。売り一巡後も戻りは鈍く、月末を迎え機関投資家のリバランスに伴う売りも重なり、前引けにかけては1000円を超える下落となった。ただ、後場からは買い戻しが広がり指数は下げ幅を縮小、前週末終値手前まで値を戻して取引を終了した。テクニカル面では、75日移動平均線を再び下回っており、同水準が上値抵抗線として意識される。
大引けの日経平均は前営業日比93.63円安の66311.93円となった。東証プライム市場の売買高26億7487万株、売買代金は9兆3583億円だった。業種別では、電気・ガス業、鉱業、石油・石炭製品などが上昇した一方で、空運業、証券・商品先物取引業、海運業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は56%、対して値下がり銘柄は40%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約381円押し下げた。同2位はTDKとなり、村田製、レーザーテック、中外薬、豊田通商、第一三共などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約95円押し上げた。同2位はキオクシアHDとなり、リクルートHD、フジクラ、ソフトバンクG、東エレク、イビデンなどがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 66311.93(-93.63)
値上がり銘柄数 131(寄与度+490.73)
値下がり銘柄数 91(寄与度-584.36)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 72450 1190 95.74
キオクシアHD 49990 2090 49.04
リクルートHD 18215 415 41.73
フジクラ 5504 164 32.99
ソフトバンクG 5200 39 31.38
東エレク 56440 210 21.12
イビデン 20455 280 18.77
KDDI 2959.5 37.5 15.08
ソニーG 4016 88 14.75
ダイキン工業 21155 260 8.72
京セラ 3657 32 8.58
スズキ 2227 57 7.64
富士フイルム 3390 71 7.14
日東電工 3512 41 6.87
トヨタ自動車 3156 40 6.70
住友電気工業 2221 41 5.50
東海カーボン 1811 129.5 4.34
キッコーマン 1835 24 4.02
古河電気工業 4020 117 3.92
ジェイテクト 2150.5 115.5 3.87
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 33690 -1580 -381.35
TDK 3078 -34 -17.10
村田製作所 7191 -206 -16.57
レーザーテック 33640 -1000 -13.41
豊田通商 7478 -120 -12.07
中外製薬 6913 -120 -12.07
第一三共 2848 -83 -8.35
ディスコ 58120 -1230 -8.25
住友金属鉱山 11115 -410 -6.87
テルモ 2516 -23 -6.17
コナミG 22105 -175 -5.87
オリンパス 2105.5 -43.5 -5.83
住友不動産 3326 -70 -4.69
三菱重工業 3889 -136 -4.56
日立製作所 5438 -112 -3.75
小松製作所 7438 -100 -3.35
良品計画 4328 -47 -3.15
SCREEN 13600 -115 -3.08
日立建機 5735 -89 -2.98
日本製鋼所 7380 -439 -2.94