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TOPIX型にシフトしやすい需給状況

 2日の日本株市場は、米国市場の流れから売りが先行するなかで、売り一巡後の底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが419ドル安、ナスダックは271ポイント安だった。中東情勢の緊張が再び高まったことでWTI原油先物相場が急騰。エネルギー高によるインフレ懸念の高まりで米長期金利が上昇したことが嫌気された。トランプ米大統領は、イランがホルムズ海峡に機雷を敷設しようとしたことや、中東の米軍兵士を標的にしたことへの報復攻撃を実施。イランが反撃に出れば、より激しい攻撃を行うと警告したと伝えられている。シカゴ日経225先物は大阪比1280円安の64870円。円相場は1ドル=160円20銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで下へのバイアスが強まり、終盤にかけて64650円まで下落幅を広げる場面もみられた。支持線として意識されていた25日線(65900円)を明確に下抜けたことで、持ち高調整の売りが先行することになりそうだ。フィラデルフィア半導体(SOX)指数の下落率は2%を超えており、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の不安定な値動きが続くとみられ、日経平均型の重荷になりそうだ。

 売り一巡後は下値の堅さを見極めながら押し目狙いのスタンスになりそうだが、指数インパクトの大きいアドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアHD、ソフトバンクGなどが弱い値動きをみせてくると、先物主導で売り仕掛け的な動きに向かわせる可能性はあるだろう。また、日中は韓国KOSPI指数の動向などの影響も受けやすいとみられる。

 物色としては中東情勢が警戒されるなかにおいて、原油高を背景としたエネルギー関連株のほか、長期金利の上昇を背景にメガバンクなど金融株の動向が注目される。また、リスク回避姿勢が強まりやすく、輸出関連など出遅れ感のある銘柄などにシフトしそうだ。そのほか、米国では半導体が不安定な一方で、セールスフォースなどは堅調だったことで、AI脅威論から不安定な値動きが続いていたソフトウエア株などへの見直しも意識されると考えられ、相対的にTOPIX型にシフトしよう。

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