2日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前日比38.50ポイント(0.97%)安の3941.39ポイントで引けた。
中東情勢の緊張を背景に幅広い銘柄でリスク回避の売りが広がった。半導体では中芯国際集成電路製造や海光信息技術が下落し、非鉄では洛陽モリブデン業や江西銅業も売られた。WTI原油先物が5.2%高の90.22米ドルとなり、原油高によるインフレ圧力や米長期金利の上昇も中国経済への悪影響が懸念された。一方、内需拡大戦略の実施計画への政策期待が相場を下支えし、投資家心理は慎重ながら下値を叩くような売りはみられなかった。
セクター別では、電子部品の下落が目立った。中安科(600654/SH)が4.9%安、波導股フン(600130/SH)が3.7%安、華勝天成(600410/SH)が3.5%安、用友ネット(600588/SH)が3.1%安で引けた。また、石炭・エネルギー関連も安い。上海大屯エナジー(600508/SH)8.0%安、晋控煤業(601001/SH)6.9%安、盤江精煤(600395/SH)5.9%安、山西焦化(600740/SH)4.7%安、北京昊華エナジー(601101/SH)4.6%安、開ラン化工(600997/SH)4.5%安、大有エナジー(600403/SH)4.4%安、陝西黒猫焦化(601015/SH)4.4%安で引けた。
ほかに、非鉄金属もさえない。金堆城モリブデン(601958/SH)が3.6%安、廈門タングステン(600549/SH)が3.3%安、江西銅業(600362/SH)が3.2%安、雲南馳宏(600497/SH)が2.9%安、盛屯砿業(600711/SH)が2.8%安となった。
半面、航空メーカーが逆行高。航発航空科技(600391/SH)が2.5%高、洪都航空工業(600316/SH)が1.2%高、航発動力(600893/SH)が0.8%高、中航機載(600372/SH)が0.6%高となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.85ポイント(0.99%)高の291.17ポイント、深センB株指数が0.66ポイント(0.06%)安の1156.89ポイントで終了した。