10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり112銘柄、変わらず3銘柄となった。
前日9日の米国株式市場は続落。対イラン紛争激化を受けた原油高を嫌気し、寄り付き後、下落。財務省は国債買戻し3倍増額を発表も規模が期待に満たず長期金利が上昇、原油高によるインフレ懸念も再燃し、相場は終日軟調に推移した。米株式市場の動向を横目に、10日の日経平均は374.25円安の64768.53円と続落して取引を開始した。米長期金利の上昇と原油高によるインフレ懸念の再燃を受け、寄り付きから幅広く売りが先行した。その後も戻りは鈍く、指数は下げ幅を拡大。前日に大きく買われた銘柄には反動売りが出た一方、金利上昇を背景に銀行や証券など金融関連には買いが入り、下値を支えた。後場からはじりじりと下げ幅を縮小する展開となり、節目の65000円まで回復すると、大引けにかけてプラス圏に浮上した。台湾積体電路製造(TSMC)の8月月次売上高の好調などが投資家心理を改善させ、日経平均先物への買いにつながったようだ。
大引けの日経平均は前営業日比128.17円高の65270.95円となった。東証プライム市場の売買高21億6817万株、売買代金は8兆3803億円だった。業種別では、証券・商品先物取引業、サービス業、銀行業などが上昇した一方で、非鉄金属、その他製品、建設業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は46%、対して値下がり銘柄は50%となっている。。
値上がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約260円押し上げた。同2位はリクルートHDとなり、村田製、キオクシアHD、TDK、京セラ、太陽誘電などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約89円押し下げた。同2位はフジクラとなり、イビデン、バンナムHD、任天堂、コナミG、住友電工などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 65270.95(+128.17)
値上がり銘柄数 110(寄与度+561.20)
値下がり銘柄数 112(寄与度-433.03)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 33920 1080 260.67
リクルートHD 15850 545 54.81
村田製作所 7525 397 31.94
キオクシアHD 58090 1090 25.58
TDK 2850.5 38 19.11
京セラ 3469 63 16.90
太陽誘電 9403 431 14.45
レーザーテック 36320 1040 13.95
KDDI 3008 31.5 12.67
信越化 5762 43 7.21
ベイカレント 7376 161 5.40
東京海上HD 7794 93 4.68
トヨタ自動車 2994 23 3.86
パナHD 4292 113 3.79
日東電工 3196 21 3.52
富士フイルム 3232 33 3.32
しずおかFG 3535 95 3.18
野村総合研究所 4911 93 3.12
トレンドマイクロ 5718 92 3.08
スズキ 2011.5 22 2.95
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 52810 -890 -89.50
フジクラ 5209 -284 -57.12
イビデン 20680 -740 -49.61
バンナムHD 5236 -146 -14.68
任天堂 7989 -412 -13.81
コナミG 20350 -340 -11.40
住友電気工業 2111.5 -78 -10.46
ファナック 5794 -54 -9.05
テルモ 2235 -33 -8.85
豊田通商 7430 -87 -8.75
良品計画 3972 -113 -7.58
大塚HD 11465 -210 -7.04
中外製薬 6418 -58 -5.83
住友不動産 3227 -80 -5.36
三菱商事 4987 -51 -5.13
三井金属鉱業 24705 -1495 -5.01
大成建設 12595 -745 -4.99
清水建設 2391.5 -142 -4.76
日立建機 5681 -130 -4.36
丸紅 5019 -126 -4.22