11日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり95銘柄、値下がり128銘柄、変わらず2銘柄となった。
前日10日の米国株式市場は続落。対イラン紛争長期化懸念に加え、サウジアラビアの8月原油生産が1990年来の低水準に急減した事が報じられ、原油価格が続伸したことが警戒された。生産者物価(PPI)の加速や財務省による長期債買い戻し拡大プログラムで購入額が上限に満たず金利が一段と上昇するに連れ、株式相場も売りに拍車がかかり、終盤にかけ下げ幅を拡大した。米株式市場の動向を横目に、11日の日経平均は994.13円安の64276.82円と反落して取引を開始した。米PPIの加速と長期金利の一段の上昇を受け、値がさの半導体関連を中心に売りが先行した。前場中ごろにかけて下げ幅を拡大、一時63200円台まで水準を切り下げた。後場からはやや下げ幅を縮小したが戻りは鈍く、終日軟調に推移した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海に面する港湾都市の南西部モカを掌握したとの報道に加え、日本の長期金利も節目の3%まで上昇する場面があり、投資家心理が悪化した。
大引けの日経平均は前営業日比1259.61円安の64011.34円となった。東証プライム市場の売買高23億7251万株、売買代金は8兆7129億円だった。業種別では、保険業、海運業、輸送用機器などが上昇した一方で、非鉄金属、電気機器、石油・石炭製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は32%、対して値下がり銘柄は63%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約530円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、東エレク、キオクシアHD、イビデン、フジクラ、リクルートHDなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは京セラとなり1銘柄で日経平均を約21円押し上げた。同2位はコナミGとなり、バンナムHD、豊田通商、KDDI、東京海上、第一三共などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 64011.34(-1259.61)
値上がり銘柄数 95(寄与度+181.68)
値下がり銘柄数 128(寄与度-1441.29)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
京セラ 3551 82 21.99
コナミG 20730 380 12.74
バンナムHD 5359 123 12.37
豊田通商 7553 123 12.37
KDDI 3031 23 9.25
東京海上HD 7970 176 8.85
第一三共 2772 63 6.34
オリンパス 1970 47 6.24
トヨタ自動車 3031 37 6.20
ホンダ 1664 30 5.93
デンソー 1921 36 4.83
スズキ 2047 35.5 4.76
MS&AD 5091 127 3.83
任天堂 8093 104 3.49
トレンドマイクロ 5813 95 3.18
テルモ 2246 11 2.95
川崎汽船 3397 97 2.93
JT 6693 79 2.65
SOMPO 6774 126 2.53
資生堂 3404 74 2.48
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 31720 -2200 -530.99
ソフトバンクG 6540 -270 -217.22
東エレク 51460 -1350 -135.76
キオクシアHD 54030 -4060 -95.27
イビデン 19560 -1120 -75.09
フジクラ 4982 -227 -45.66
リクルートHD 15500 -350 -35.20
ファーストリテ 66480 -330 -26.55
レーザーテック 34570 -1750 -23.47
TDK 2808.5 -42 -21.12
SCREEN 12255 -785 -21.05
村田製作所 7352 -173 -13.92
住友金属鉱山 9484 -706 -11.83
ディスコ 51980 -1600 -10.73
ファナック 5735 -59 -9.89
小松製作所 7114 -275 -9.22
ローム 4577 -267 -8.95
HOYA 22690 -445 -7.46
太陽誘電 9209 -194 -6.50
TOPPAN 4725 -353 -5.92