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バルテス・ホールディングス株式会社×DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)

バルテス・ホールディングス

■バルテス・ホールディングス 田中様
あくまで来期末において、請負案件の100%、準委任案件の30%で「TestScape」の利用が進んでいると仮定した場合ですが、売上総利益における理論上のAI効率化のインパクトは7億円程度、連結で4%程度の利益率改善を目指しているところです。
一方で、最終年度はAI活用の活発化による人件費の増加や、外部ツールコスト等の増加も相応に発生する計画ですので、それらを差し引いた実質的なAI効果のインパクトは3億円から4億円となる予定です。
また、当社の売上原価および販売費の中には当然に固定費がありますので、オーガニックな売上の増加に伴い、利益改善のインパクトは6億円以上発生する見込みでございます。結果的に、9億円の増益は十分可能だと考えております。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。次に、AIを活用したソフトウェアテスト支援ツール「TestScape」を3月25日に運用開始されました。どの程度利用されており、生産性向上や工数削減などの改善はどの程度実現できましたでしょうか。

■バルテス・ホールディングス 田中様
AIテスト設計ツール「TestScape」に関しては、前期末からじわじわとお客様の案件での利用が進んでおり、前期で5社程度、現状の第1四半期で10社ほどにご利用を開始いただいております。
生産性向上や工数削減は当然進んでおりますが、スタートしたばかりですので、定量的な分析は案件によってブレがあり、非公開とさせていただきたいと考えております。
ただ、一般的にテスト全工程の3割程度がテスト設計工程と言われており、テスト設計ツールである「TestScape」は、そのテスト設計工程の半分の削減を目標としておりますので、全体工数の約15%が「TestScape」単体での改善上限だとお考えいただければと思います。
一方で、「T-DASH」「QualityTracker」「QuintSpect」等のその他のツール類との連携が進めば、今後さらに工数削減・改善が可能だと考えておりますので、来期末においては、案件にもよりますが、全体の半分以下に工数を抑えられる案件も出てくると考えております。

●DAIBOUCHOU
わかりました。全体の半分以下というのは、かなりインパクトがありますね。
次に、「TestScape」は3月から正式に運用され、5月には対象範囲も拡大されました。直近の第1四半期決算では、粗利率や営業利益率の改善がまだ見られていないのですが、これはまだ利用率が低いためなのか、研修・導入コストなどの先行費用が発生しているためなのか、あるいは業績改善効果までにタイムラグがあるのでしょうか。

■バルテス・ホールディングス 田中様
先にご回答申し上げましたとおり、「TestScape」を利用している案件は第1四半期で10社程度と、まだまだ少ないのが現状です。やはりクローズド環境でのAI利用を求めるお客様が多い点がボトルネックとなっておりますので、当社といたしましても生成AIのクローズドな利用環境の整備を、滋賀大学様とも連携しながら早期に構築していきたいと考えております。今期を通してそうした環境整備が進めば利用数も引き上げられると考えておりますので、期末には多少の利益率の改善を感じていただけるのではないかと考えております。
一方、当第1四半期に関しては、前年に開示いたしました新中期経営計画でお示しした生成AIテストツール開発の積極化により、生成AI開発投資や社外の生成AIツール類の利用が前年対比で大幅に増えたことから、前年同期比では利益率が低下しております。ただし、もともとこの点は予算にも織り込み済みでございます。対予算で申し上げますと営業利益率は好調に推移しておりますので、ご安心いただければと思います。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。第1四半期は見た目が悪く、進捗も芳しくないように見えますが、第2四半期以降は、生成AIなどによるコストダウンや生産性向上で巻き返し、計画どおりに着地できるというニュアンスで受け止めてよろしいでしょうか。

■バルテス・ホールディングス 田中様
はい、そのとおりです。ありがとうございます。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。最後に株主還元についてです。現在は成長投資を優先する方針と理解していますが、どの程度投資機会がなくなれば、増配や自己株式取得などをご検討されますでしょうか。

■バルテス・ホールディングス 田中様
おっしゃるとおり、今後の成長性や生産性を担保するために、現在は積極的に投資をさせていただいております。あわせて、プライム市場への上場も強く目標として掲げておりますので、まずはプライム上場基準の財務基準、つまり純資産50億円の達成が、増配や自己株式取得のトリガーになろうかと存じます。
そういう意味では、新中期経営計画の最終年度でもある来期の計画達成が見えてくることが、自己株式取得や増配の1つの条件だと言えます。
とはいえ、前年もそうでしたが、株価をにらみつつ、必要であれば株主の皆様にご納得いただける施策とともに、柔軟な資本政策を展開していく姿勢は持っております。可能性がゼロというわけではございませんし、必要だと判断すれば早期に判断する姿勢も当社の特徴でございますので、今後は資本政策にもご期待いただければと思います。

●DAIBOUCHOU
ありがとうございます。株主優待は500株の長期保有株主が対象ではありますが、非常に利回りがよく、株主還元にも力を入れていらっしゃるということで、大変よいのではないかと思います。

■バルテス・ホールディングス 田中様
ありがとうございます。

●DAIBOUCHOU
この「AI開発応援」というのは、どういった意味なのでしょうか。

■バルテス・ホールディングス 田中様
安定株主を募るというところです。

●DAIBOUCHOU
なるほど。貴社のAI開発は長くかかるとお考えで、そうしたAI開発を長い目線で長期保有して応援いただける株主を集めたい。それに報いるために、株主優待でクオカードをお渡しするということですね。

■バルテス・ホールディングス 田中様
はい、そのとおりです。ありがとうございます。

●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。今後の御社の成長に注目させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

バルテス・ホールディングス株式会社×DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)に続く

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