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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極め~

15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極め
■アインHD、1Q営業利益 8.4%増 46.13億円
■中部電力浜岡原発の審査取り下げ、会長・社長辞任、社長に安井氏

■売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極め

15日の日本株市場は、米株安の流れから売りが先行するだろうが、売り一巡後は半導体やAI関連株をにらんでの相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが152ドル安、ナスダックが146ポイント安だった。アンソロピックのダリオ・アモデイCEOはAIが制御不能に陥るリスクなどを避けるため、AIモデルの開発を減速すべきだと訴えた。半導体やAI関連銘柄が軒並み下落しており、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の下落率は5.8%を超えた。シカゴ日経225先物は大阪比230円安の63120円。円相場は1ドル=154円40銭台で推移。

日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形でやや売りが先行することになろう。日経225先物(12月限)はナイトセッションで62620円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後には63590円まで切り返している。終盤にかけて軟化し日中比130円安の63220円で終えた。ボリンジャーバンドの-2σ(62850円)に沿った形での調整トレンドは継続しそうである。

米国市場の流れから半導体やAI関連株には持ち高調整の売りが入りやすいところであろう。ただ、AIの規制については前日の段階で伝えられていたこともあり、売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極めつつ、自律反発狙いの動きも意識されてきそうだ。また、AI脅威論から低迷していたソフトウエア株には見直し買いが入りやすいだろう。そのほか、米国では原油高や金利上昇が重荷になっていたこともあり、資源株や金融株などに資金が向かいやすいだろう。

ただ、15日~16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、17日~18日に日銀の金融政策決定会合が開かれるため、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。そのため、半導体やAI関連株の下へのバイアスが強まる局面においては、その後の買い戻しを狙った動きなども意識されそうである。前日の東証プライムの売買高は20億株を割り込んでいたが、本日も商いは膨らみにくいと考えられ、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。

■アインHD、1Q営業利益 8.4%増 46.13億円

アインHDが発表した2027年4月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比33.2%増の1771億2000万円、営業利益は同8.4%増の46億1300万円だった。 「さくら薬局」を運営する同業大手のクラフトの買収が寄与。主力の調剤薬局事業では、高額医薬品の処方が増えたほか、処方日数も長期化したことで処方箋単価が上がった。ドラッグストア「アインズ&トルペ」の来店客数も伸びた。

■前場の注目材料

強気材料
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・中部電力浜岡原発の審査取り下げ、会長・社長辞任、社長に安井氏
・日本触媒可溶性ナノカーボン表面処理で量産設備
・三井化学研究・DX強化策、30年度、変革で収益創出
・ニデックカンボジア撤退、紛争影響・供給網を効率化
・DMG森精機重切削・連続加工を両立、横中ぐりMC発売
・三井物産がん患者データを利活用、米・アジア100万人基盤
・東京機械製作所FA拡大投資、千葉に7.7億円、能力5割増
・グローブライド新中計、30年度営業益2.5倍、海外展開加速
・Terra Droneマレーシアで防衛参入、海洋監視など協業
・トヨタ自ハイラックスにFCV、28年投入、欧で商用車拡大
・富士通主権AI基盤を実現、国産サーバー投入、11月発売
・トヨタ自FCトラック普及で伊社と連携
・クラレ中空糸膜拡大、25-31年の年平均21%増、半導体排水を資源循環
・特種東海製紙社長・木村隆志氏、環境・特殊紙で成長加速
・JAL仏社と検証、機体外観検査、ドローン活用

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし

<海外>
・11:00 中・小売売上高(8月) 予想0.8% 前回0.6%
・11:00 中・鉱工業生産(8月) 予想4.8% 前回4.5%
・11:00 中・固定資産投資(都市部)(8月) 予想-7.1% 前回-6.7%
・11:00 中・不動産投資(8月) 予想-20.1% 前回-19.2%
・11:00 中・調査失業率(8月) 予想5.2% 前回5.2%

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