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日経平均は720円高でスタート、商船三井や大塚HDなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;64643.58;+720.58
TOPIX;4091.26;+29.54

[寄り付き概況]
 17日の日経平均は720.58円高の64643.58円と続伸して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は続落。ダウ平均は631.21ドル安の51461.90ドル、ナスダックは3.14ポイント安の25978.43で取引を終了した。原油価格の反落や連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、寄り付き後、まちまち。FOMCが想定通り3年ぶりの利上げを決定したほか、連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が会見で想定外のタカ派姿勢を示し、さらに、参加者の年内の追加利上げ予想が明らかになると、相場は大きく下落に転じた。その後、ハイテクが支え、終盤にかけて下げ幅を縮小した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は1.21%安と大幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.01%安と小幅な下げにとどまり、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で人工知能(AI)関連株や半導体関連株などの株価下支え要因となった。また、海外市場で原油先物価格が落ち着いた値動きとなっていることが東京市場で安心感となった。さらに、外為市場で1ドル=155円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが国内輸出企業の収益下支え要因となるとの期待もあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、FRBによる利上げ決定を受け、海外市場で米長期金利が強含みの動きとなっていることが市場心理を慎重にさせた。さらに、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9-12日に国内株を3週ぶりに売り越した。売越額は1兆5228億円だった。今日は、Skyfallが東証グロースに上場した。

 セクター別では、海運業、機械、建設業、ガラス土石製品、非鉄金属などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、古河電工、商船三井、三菱重、大塚HD、サンリオ、川崎船、川崎重、伊藤忠、郵船、IHI、任天堂、日立、村田製、キーエンス、三菱電、住友電工などが上昇。他方、住友鉱、KOKUSAI、INPEX、スクリーンHD、レーザーテック、SUMCO、JX金属、東エレクなどが下落している。

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