クリヤマホールディングス
4つ目の施策である「Capital」資本配分の進捗についてご説明いたします。
Action1では、3年間で200億円以上の資本配分を計画しており、現時点では計画に対し順調に進捗しております。
2025年度には、ミトヨ社のグループ化を中心とする戦略投資を約63億円実行いたしました。
この分野は、計画下限に対してすでに進捗率100%を超えております。
また、北米新倉庫や製造機能の増強などの事業投資、研究開発機関の新設を含む経営基盤強化についても着実に投資を進めております。
加えて、株主還元につきましても2025年度の実績及び2026年中間配当を含め、計画に沿って進捗しております。
今後も、成長投資と株主還元のバランスを意識しながら、資本を適切に配分し、KMP Action1の完遂とその先の成長加速につなげてまいります。
続いて、「資本コストや株価を意識した経営の実現」について、ご説明させていただきます。
こちらでは、当社の株価指標の現状と、それを踏まえた取り組みの方向性についてご説明いたします。
左側のグラフのとおり、当社のPBRは2026年6月末時点で0.58倍となっており、直近の8月末時点で0.69倍となっております。2022年以降、改善は進んでいるものの、依然として1倍を下回る水準にあります。
当社の課題は、収益力や成長性を市場に十分伝え切れていない点にあると考えております。そのため、当社は中期経営計画の完遂、資本収益性の強化、株主還元の充実、そしてIR活動の強化を4つの柱として、PBRの改善に取り組んでおります。
引き続き、事業面・財務面・対話面のすべてから、企業価値の向上を進めてまいります。
こちらは、株主還元についてです。
当社は、「安定」かつ「継続」的な還元を重視しており、上場以来、一貫して安定配当を継続してまいりました。
2025年度の年間配当金は61円であり、2026年度につきましても、同水準の61円を予想しております。また、還元指標としては、配当性向30%以上、DOE3.0%以上を目標としており、2025年度はいずれもその水準を達成しております。
引き続き、2027年までのAction1、さらに2030年までのAction2の期間においてもこの方針を維持しつつ、成長投資とのバランスを図りながら、株主の皆様に対する安定的な利益還元を継続してまいります。
こちらは、当社の株価の推移についてです。
記載のとおり、当社は企業価値の向上に資する取組みの着実な実行、資本コストや株価を意識した経営の実践に取り組んでまいりました。
その結果、当社の株価については、当社の企業価値向上施策に対する一定の評価として上昇基調で推移しており、本年4月14日には過去最高値となる2,021円を記録いたしました。
また、市場における当社への認知や関心も着実に高まっているものと認識しております。
株価水準の改善だけでなく、投資家層の拡大や売買の活性化を通じて、市場における評価の厚みを高めていくことが重要だと考えております。
引き続き、企業認知度向上と対話の充実に取り組んでまいります。
クリヤマホールディングス株式会社:2026年12月期中間決算説明会文字起こし(7)に続く