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SBSHD Research Memo(3):2026年12月期中間期はM&A効果も寄与し大幅増収増益に

■SBSホールディングスの業績動向

1. 2026年12月期中間期の業績概要
2026年12月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比28.8%増の294,258百万円、営業利益で同180.9%増の17,948百万円、経常利益で同182.1%増の17,955百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同294.8%増の10,898百万円と大幅増収増益となり、いずれも会社計画を上回って着地した。すべての事業セグメントで増収増益を達成し、中間期として過去最高を大幅更新した。

売上高は、物流事業における新規顧客の獲得や既存顧客との取引高拡大、新規連結効果に加えて、不動産事業において流動化を実施したことが増収要因となった。営業利益は増収効果や新規連結効果に加えて、物流事業において料金適正化や不採算事業所の収支改善に取り組んだことが増益に寄与した。会社計画比でも物流事業における増収効果や、収益改善の取り組みの成果が想定以上に出たことが上振れ要因となった。

グループ会社別の業績では、SBS東芝ロジスティクスグループが売上高で前年同期比7.3%増の66,682百万円、営業利益で同31.1%増の3,188百万円となった。売上高は家電や半導体等の物量増で増収となり、新規顧客の獲得や料金適正化の浸透により増益となった。SBSネクサードグループは売上高で同4.4%増の55,219百万円、営業利益で同0.9%増の1,548百万円と若干の増益にとどまった。売上高はオフィス用品通販の物量増や新規顧客の獲得により増収となり、利益でも既存事業所の収益改善等により増益を確保した。ただ、2024年に契約した特定顧客向け案件の損失(約3億円の損失)が続いており、利益の足かせ要因となっている。SBSロジコムグループは売上高で同15.4%増の42,686百万円、営業利益で同16.9%増の3,054百万円と2ケタ増収増益となった。新規顧客の獲得や既存顧客の物流増に加えて、料金適正化並びに不採算事業所の収支改善に取り組んだ成果が出た。その他グループ会社合計は、売上高で同69.4%増の129,669百万円、営業利益で10,157百万円(前年同期は190百万円の損失)と大幅増収増益となった。売上増のうち、33,043百万円は新規連結効果、16,575百万円は不動産流動化による増収となっている。また、営業利益の増加については不動産流動化で7,481百万円、新規連結効果で888百万円の増益要因となった。物流事業ではそのほかのグループ子会社も、総じて増収増益を達成している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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