東京市場が5連休中の米国株式市場では、金利上昇が警戒された一方、原油価格下落が株価の支えとなった。また、人工知能(AI)ブーム期待が株価の支えとなる一方、年内の利上げ観測が根強く重しとなった。そのほか、国内PMI速報値が想定外に強く追加利上げが警戒される場面もあった。米株式市場の動向を横目に、24日の日経平均は457.49円高の65476.44円と続伸して取引を開始した。5連休中の米国市場で人工知能(AI)関連への期待から主力ハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、寄り付きから買いが先行した。買いは半導体関連や電子部品に広がり、指数は上げ幅を拡大、一時66000円台まで水準を切り上げた。一方、買い一巡後は上値の重い展開となり、米追加利上げ観測を背景に金融関連には売りが出た。国内長期金利の上昇は投資家心理の重しとなった。
大引けの日経平均は前日比495.04円高の65,513.99円となった。東証プライム市場の売買高24億9,306万株、売買代金は9兆2,038円だった。業種別では、ゴム製品、精密機器、電気機器などが上昇した一方で、サービス業、電気・ガス業、保険業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は43.3%、対して値下がり銘柄は53.9%となっている。
個別では、アドバンテ、イビデン、東エレク、TDK、ソフトバンクG、ファナック、日東電、ファーストリテ、コナミG、住友電、スクリン、HOYA、信越化、レーザーテク、テルモなどの銘柄が上昇。
一方、リクルートHD、太陽誘電、伊藤忠、バンナムHD、中外薬、東京海上HD、ベイカレント、三菱商、KDDI、コムシスHD、トヨタ自、第一三共、三井物産、大塚HD、MS&ADなどの銘柄が下落。