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75日線突破でリバウンド基調が強まるかを見極め

 28日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行で始まり、その後は底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。25日の米国市場はNYダウが478ドル高、ナスダックは129ポイント高だった。イランのアラグチ外相は、米国が一定の条件を満たせば7日以内にホルムズ海峡を開放し、最終合意に向けた交渉を再開するとの計画を米国に示したと報じられた。これを受けた原油安のほか、米長期金利が低下したことが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比155円高の66455円。円相場は1ドル=157円50銭台で推移。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで66590円まで買われた後は、米国市場の取引開始後に65860円まで軟化する場面もみられた。ただ、終盤にかけて買い優勢の流れとなり、日中比170円高の66470円で終えている。上値抵抗線として機能している75日線(66590円)を捉えてきており、同線を上抜けてくるようだと、先物主導で強含む可能性はありそうだ。

 先週末の日経平均株価は5日続伸とリバウンド基調を継続。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株がリバウンドをみせてきており、東京エレクトロンやアドバンテストは上値を抑えられていた25日線を突破してきた。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は3日ぶりに反発しており、上昇率は1.4%だった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が一段のリバウンドをみせてくるようだと、日経平均株価においても75日線(66610円)を捉えてくることが見込まれる。

 ただ、75日線は8月半ばの急落で割り込んだ後は、上値抵抗線として機能している。同線接近では戻り待ち狙いの売りが入りやすいと考えられるほか、今週は米国で30日に9月ADP雇用統計、8月個人所得、8月個人消費支出(PCE)、4-6月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値、9月シカゴ購買部協会景気指数、10月1日に9月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値、9月ISM製造業景況指数、2日に9月雇用統計の発表が控える。これらの結果を受けた米長期金利の動向などに振らされやすく、積極的にはポジションを傾けにくいだろう。

 もっとも、前週末には長期金利の上昇を受けて、メガバンクや地銀株の上昇が目立っていた。センチメントは改善傾向にあると考えられるため、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうだ。

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