■株主還元策
セグエグループは、内部留保の充実を図り、事業の効率化と事業拡大のための投資を積極的に行う一方、株主への利益還元を重要な経営課題であると認識している。配当については、連結業績、財政状態の健全性、将来の事業展開のための内部留保の水準等を総合的に勘案しながら、中間配当及び期末配当の年2回、2026年12月期までを目安として当面の間、配当性向50%程度を基準とし、継続的かつ安定的に行うことを基本方針としている。
2025年12月期は、1株当たり中間配当は6.0円、期末配当は7.0円、年間配当は13.0円(前期比2.0円増)を実施し、配当性向は35.1%であった。2026年12月期は、1株当たり中間配当は9.0円、期末配当は9.0円、年間配当は18.0円(前期比5.0円増)を計画するが、業績予想の上方修正に伴い配当性向は41.4%になる見通しだ。ただ、配当性向50%程度を目安とする基本方針に基づき、さらなる増配の余地もありそうだ。同社では、収益力の向上に伴い配当金額は一度も減配することなく増配を続けている。今後も収益水準に見合った配当を継続的かつ安定的に行うほか、今後の株価動向や財務状況等も見ながら、自己株式の取得についても機動的に実施していく方針だ。
また、2024年12月期から株主優待制度を導入したが、2026年12月期から新たな株主優待制度「セグエグループ・プレミアム優待倶楽部」に見直した。毎年12月末日の株主名簿に記載された1,000株以上保有の株主を対象に、保有株式数に応じた優待ポイントを進呈し、数多くの商品への交換や社会貢献活動への寄付が選択できる魅力的な内容である。
同社では、これらの株主還元策に加えて、中期経営計画の業績目標達成に向けた重点施策を着実に推進しており、IR活動にも注力している。弊社では、こうした株主重視の経営姿勢は投資家から高く評価されると考える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)