29日の日本株市場は、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが347ドル安、ナスダックは248ポイント安だった。トランプ大統領は、イランが示した停戦案を拒否したことで、これを受けた原油高が嫌気された。米長期金利が上昇したことも重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比215円高の65785円。円相場は1ドル=157円40銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで65150円まで売られた後は、65980円まで買われる場面もみられており、日中比80円高の65650円で終えている。25日線(65170円)が支持線として意識されていたが、上値はボリンジャーバンドの+1σ(66120円)が抵抗線として機能していた。
米国ではエヌビディアが買われていたが、その他は、クアルコムやインテル、サンディスク、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなどの下げが目立っていた。指数インパクトの大きい東京エレクトロンやアドバンテストなど指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が不安定な値動きをみせてくるようだと、日経平均株価の重荷になりそうだ。
なお、分割によって東京エレクトロンやキオクシアHD、イビデンなどは1万円台に下がってくることで、短期資金を誘い込みやすいだろう。半導体株などの底堅さが意識されてくるようだと、先物主導で仕掛け的な買いが入る可能性もありそうだ。昨日の日経平均株価は朝方に67000円台を回復する場面もみられたが、75日線に上値を抑えられる形だった。本日は中間配当落ちによる影響もあって、引き続き同線が抵抗線として意識されやすいだろうが、押し目狙いのスタンスで対応したい。