日経平均は大幅続伸。1602.09円高の68355.81円(出来高概算11億2202万株)で前場の取引を終えている。
前日9月30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は443.87ドル安の50906.05ドル、ナスダックは63.53ポイント高の26861.07で取引を終了した。コアPCE価格指数が安定し、年内の追加利上げ警戒感の緩和で、寄り付き後、上昇。原油高を受け長期金利が上昇に転じるに連れ、ダウは下落に転じた。ナスダックは10月利上げ警戒感の後退で終日堅調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、1日の日経平均は352.80円高の67106.52円と続伸して取引を開始した。米コアPCE価格指数の安定を受けて年内の追加利上げ警戒が和らぎ、前日のナスダック高を支えに半導体関連を中心に買いが先行した。買いは電子部品や精密機器にも広がり、指数は上げ幅を拡大。前引けにかけては68300円台まで水準を切り上げた。
個別では、アドバンテ、東エレク、ソフトバンクG、ファーストリテ、イビデン、TDK、キオクシアHD、村田製、レーザーテク、太陽誘電、京セラ、スクリンなどの銘柄が上昇。
一方、東京海上、中外薬、三菱商、リクルートHD、大塚HD、JT、豊田通商、第一三共、コマツ、三菱UFJ、ニトリHD、資生堂、塩野義、伊藤忠、住友商などの銘柄が下落。
業種別では、電気機器、精密機器、情報・通信業などが上昇した一方で、保険業、銀行業、石油・石炭製品などが下落した。
後場の日経平均株価は、高値圏でのもみ合いが見込まれる。前場は寄り付き時点の352.80円高から上げ幅を1600円台まで広げており、下値の堅さが意識されよう。日経平均は66000円台に位置する75日移動平均線を大きく上回り、節目の68000円台を回復している。米国ではコアPCE価格指数の安定で10月の利上げ警戒が後退し、ハイテク関連への資金流入が続いている。一方で、保険業や銀行業などバリュー株の一角が売られ、東証プライム全体の6割超が下落しているのが重荷になっており、値がさの半導体関連銘柄の一角への買いが日経平均を支えていることには留意したい。