13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体株の底堅さを見極め
■安川電、27/2下方修正 営業利益 575億円←600億円
■新聞休刊日
■半導体株の底堅さを見極め
13日の日本株市場は、売り優勢の展開が見込まれるなか、半導体株の底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが195ドル高、ナスダックは120ポイント安だった。原油高が重荷になったが、本格化する決算に対する期待感から買いが入ったほか、早期利上げ観測の後退もあってNYダウはプラス圏での推移に。一方で、半導体株への売りが目立った。シカゴ日経225先物は大阪比1015円安の68455円。円相場は1ドル=158円50銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比30円高の69500円で始まり、その後は軟化し祝日取引の終盤にかけて68340円まで下落幅を広げた。終盤にかけての下げでボリンジャーバンドの+1σ(68740円)を割り込んできたことで、先物主導で売り仕掛け的な動きもありそうだ。
また、米国では半導体株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の下落幅は2.6%を超えた。この流れからアドバンテストやキオクシアHD、ソフトバンクG、東京エレクトロンなどに売りが入りやすいとみられ、この動きがさらに先物市場での売りに向かわせそうである。そのため、売り一巡後は半導体株の底堅さを見極めることになろう。
物色としては半導体株の弱さが目立つようだと、内需系にシフトしてくる可能性はありそうだ。また、13日の米国ではゴールドマン・サックスなど大手金融機関の決算発表が予定されており、メガバンクなどには思惑的な買いが入る展開も意識される。中東情勢の不透明感から原油高が重荷になる半面、防衛関連への物色のほか、相次ぐ情報漏洩を背景にセキュリティ関連の材料株への物色は引き続き強まりやすい。
■安川電、27/2下方修正 営業利益 575億円←600億円
安川電は基幹システムの移行が生産、出荷の一部に影響しており、改善はし
てきているものの、完全にこの問題を収拾できていないようだ。一方、売上収益は5
80億円から600億円に上方修正しており、データセンターと半導体関連投資、円安進
行が押し上げる。
■前場の注目材料
強気材料
・NYダウは上昇(51850.55、+195.60)
・TOPIXの定期銘柄入れ替えや浮動株比率変更に伴うリバランス需要
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・新聞休刊日
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 国内企業物価指数(9月) 予想7.6% 前回7.6%
・08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(9月) 前回5.4%
・08:50 貸出動向 銀行計(9月) 前回5.8%
<海外>
・特になし