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注目銘柄ダイジェスト(前場):エイチエムコム、PHCHD、Sansanなど

バリュエンス 1866 +15
続伸。26年8月期売上高は1066.56億円(前期比25.7%増)、経常利益は53.99億円(同310.4%増)と大幅な増収増益だった。27年8月期は売上高1150.00億円(前期比7.8%増)、経常利益61.90億円(同14.6%増)を見込む。年間配当は前期の45円から55円へ増配を予定。国内外での仕入拡大に加え、小売売上高が47.8%増と好調に推移し、地金相場の上昇やオークション手数料収入の拡大も寄与した。小売比率の上昇などで売上総利益率が改善し、利益を大きく押し上げた。

グローバルW 130 +3
続伸。AIエージェント基盤「QwikBuild」を開発・提供する印Snow Mountain AI Private Limitedと資本業務提携、合弁会社を設立する。SM社株式1190株を50万米ドル(約7700万円)で取得し、持株比率は5.00%の見込み。合弁会社は日本国内でQwikBuildの独占販売や導入支援、保守を担い、26年12月の設立を予定する。出資は3段階で実施し、最終的に同社が70%、SM社が30%を保有する。日本でAIエージェント事業の早期立ち上げを目指す。

エイチエムコム 795 +39
大幅続伸。情報漏えいや不正アクセス発生時の顧客対応を支援する「VAAP緊急AI問い合わせ窓口Suite(仮称)」の試行提供を10月13日から開始すると発表した。電話・メールの問い合わせをAIが一次受付し、必要情報や回答方針などの確定後、1~3日を目安に窓口を開設する。利用期間は基本30日間で、必要に応じて延長可能。AIが承認済みFAQに基づく案内や担当者への引き継ぎをし、企業の調査・復旧と顧客対応の両立を支援する。AIが独自に判断することはないとしている。料金は個別見積もり。

安川電 4810 +27
反発。先週末に第2四半期の決算を発表、6-8月期営業利益は136億円で前年同期比5.8%増となり、第1四半期の同19.2%減から増益に転じ、市場予想も20億円程度は上振れたとみられる。受注高も1854億円で前四半期比13%増、こちらもコンセンサス上振れ。通期営業利益予想は従来の600億円から575億円、前期比21.5%増に下方修正も想定線。第1四半期決算発表以降の株価は低迷を続けており、悪材料出尽くし感が優勢に。

大有機化 5010 +205
大幅続伸。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は75.8億円で前年同期比63.6%増となり、27年2月期通期予想は従来の75億円から93億円、前期比50.3%増に上方修正している。ArFレジスト向けを中心に半導体材料が好調に推移、価格転嫁も進展しているもよう。また、業績の上振れに伴って、年間配当金も従来計画の86円から93円に引き上げている。

古野電気 8290 +360
大幅反発。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は129億円で前年同期比38.3%増となり、6日に上方修正した水準(100億円→128億円)で着地。その際に据え置かれていた通期予想は170億円から210億円、前期比29.3%増に上方修正。下半期も上方修正の形となっており、ポジティブな反応が先行している。年間配当金も従来計画の160円から210円にまで引き上げている。

PHCHD 1358 -228
大幅反落。東邦HDより同社株式の取得に係る法的拘束力のない初期的な提案を受領していたが、先週末に東邦HDから本件に関する検討を終了する旨の連絡を受けたと発表している。買収プレミアムの付与に対する期待感が剥落する展開となっているようだ。買収検討報道が伝わったのは9月30日、当日の1430円から翌日は一時18%高の1694円まで上昇した経緯があった。

Sansan 2045 -174
大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は23.2億円で前年同期比4.4倍の水準となっている。「Bill One」の高成長や利益率の改善が牽引役となっている。ただ、大幅増益決算ではあるが市場予想との比較で大きなサプライズはなく、通期予想レンジ125-145億円も据え置き。株価が高値圏で推移していたこともあって、短期的な出尽くし感が先行する展開とみられる。

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